「あなたちゃん~。」
『んー??どうしたん?』
「はい、これっ!喉乾いたやろ?」
『…へっ、、珍しい!!拓哉にしては気が利くやん!笑』
「ちょっと!!珍しいってなんやねん!笑 俺だってこれくらい普通に出来ますー笑」
『えー、いつもは1人じゃ何にも出来ひんくせに?笑』
「そんな事ないもんっ!…そんなに言うんやったら、これは俺が『それはダメっ!』
『せっかく拓哉が入れてくれたんやもん、私が飲むのっ!』
なんて、そう言いながら
疑うことなく、俺が入れた"紅茶"を飲んだあなたちゃん。
………引っかかった。笑
あなたちゃんは、俺より3つ年上の大学生。
そのせいもあってなのか、普段のあなたちゃんは、よく俺のことを子供扱いしてくる上に
彼氏である俺に、あなたちゃんから甘えに来てくれることは、ほとんどない。
だから、たまにはあなたちゃんから甘えられたくて。
ちょっとした、イタズラっていうか…?
あなたちゃんに渡した紅茶の中に、"媚薬"を入れた。
…多分、そろそろ効果も出てくるはずや。
試しに、あなたちゃんの頬に軽く触れてみれば…
『ひゃっ…!、、っ…。』
なんて、ビクッと肩を震わせて、想像以上の反応を見せるあなたちゃん。
「何、どうしたん?笑 そんな声出して。もしかして、いやらしい事でも考えてたん?笑」
『ちがっ、!』
「して欲しいこと、あるんやろ? ちゃんと言わな、俺わからんで?」
『……っ、お願い拓哉っ。身体、熱くて、、。だから…、触って…?』
「っ、!!」
媚薬のせいで赤くなった頬と、潤んだ瞳。
それに加えて、甘えた声で、必死にそうお強請りしてくるあなたちゃんの破壊力は、抜群で。
『…っ、、んっ、、拓哉…っ、、。』
堪らなくなって、そのままあなたちゃんソファーに押し倒しながら、優しくキスをする。
「可愛すぎ…っ、、。」
『…っ!?、ね、拓哉待っ!、、んんっ、、。』
深いキスをしながら、スカートの中へと手を忍ばせて、太腿にかけて撫であげれば
媚薬のせいで、いつもより敏感になっているあなたちゃんは、それだけでも腰を浮かせていて。
「何?そんなに欲しいん?笑 欲しがりさんやなぁ~、あなたちゃんは。笑」
『ひゃんっ、!!ぁっ、…んっ、そこやぁっ、!』
「ん、ここ?気持ちいい?」
『んぁっ、!ダメ待っ…、ぁっ…イくっっ、!!』
ナカに入れた指をいつもより早く動かせば、あっという間に達したあなたちゃん。
「ふふ、可愛いっ。いつもより声出てたけど、そんなに気持ち良かったん?笑」
こんなにも乱れたあなたちゃんの姿を見るのは、初めてで。
年下のくせに、甘えられたくて。
あなたちゃんの前では、余裕ぶっていたけれど…
『…ね、拓哉っ、もうっ、、。』
「っ!、、…ん、今あげるからっ。」
なんて、ぎゅっと俺の腕を掴みながら、そう言ってくるあなたちゃんに
俺やって、そろそろ我慢の限界で。
『ぁんっ!…ぁっ、、ふぁっ、たくやっ、!』
「…はぁっ、っ、やばっ、、。」
自分のものをあてがって、ゆっくりあなたちゃんのナカへと沈めていけば
いつもよりナカはぎゅうぎゅうで。
「ごめんっ、あなたちゃん。俺余裕ないっ、、。」
『…ぁっ、んぁっ!たくっ、待っ、、ぁあっ、!』
「っ、…ぁっ、気持ちいい…っ、。」
強い締め付けに、僅かに残っていた理性さえもが奪われて。
最奥めがけて、突き上げるように腰を動かせば
溢れる声も、水音も。その全てが更に気持ちを昂揚させて
頭が真っ白になるくらいの快感が、押し寄せてきて…
「っ、ん、やばっ、イきそっ、!」
『私も、イっちゃ、!…ね、拓哉っ、おくっ、!』
「ぅん、いっぱい、突いたるからっ、、!」
『…んっ、ふっ、ぁあっ、!、イ、くっ…!!』
「…くっ、ぁっ…、でる、、ぅっ、!」
あなたちゃんがイった後のその締め付けで、俺も自分の欲を吐き出した。
…
事が終わって、ベッドの上。
いつもより激しかったせいなのか、あっという間に、眠ってしまったあなたちゃん。
そんなあなたちゃんの寝顔は、とーっても可愛くて。
「ふふっ、おやすみ。あなたちゃん。」
なんて、寝ているあなたちゃんにキスをして。
滅多に見れない、甘々のあなたちゃん。
想像以上に可愛くて、俺の方が心臓持たんかった
…なんて、そんな事。
あなたちゃんには、絶対絶対、内緒やから。
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リクエストありがとうございました🍀
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。