第113話

〔西村拓哉〕媚薬の効果(R)
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2020/11/18 05:11


「あなたちゃん~。」



『んー??どうしたん?』



「はい、これっ!喉乾いたやろ?」



『…へっ、、珍しい!!拓哉にしては気が利くやん!笑』



「ちょっと!!珍しいってなんやねん!笑 俺だってこれくらい普通に出来ますー笑」



『えー、いつもは1人じゃ何にも出来ひんくせに?笑』



「そんな事ないもんっ!…そんなに言うんやったら、これは俺が『それはダメっ!』



『せっかく拓哉が入れてくれたんやもん、私が飲むのっ!』



なんて、そう言いながら



疑うことなく、俺が入れた"紅茶"を飲んだあなたちゃん。



………引っかかった。笑



あなたちゃんは、俺より3つ年上の大学生。



そのせいもあってなのか、普段のあなたちゃんは、よく俺のことを子供扱いしてくる上に



彼氏である俺に、あなたちゃんから甘えに来てくれることは、ほとんどない。



だから、たまにはあなたちゃんから甘えられたくて。



ちょっとした、イタズラっていうか…?



あなたちゃんに渡した紅茶の中に、"媚薬"を入れた。



…多分、そろそろ効果も出てくるはずや。



試しに、あなたちゃんの頬に軽く触れてみれば…



『ひゃっ…!、、っ…。』



なんて、ビクッと肩を震わせて、想像以上の反応を見せるあなたちゃん。



「何、どうしたん?笑 そんな声出して。もしかして、いやらしい事でも考えてたん?笑」



『ちがっ、!』



「して欲しいこと、あるんやろ? ちゃんと言わな、俺わからんで?」



『……っ、お願い拓哉っ。身体、熱くて、、。だから…、触って…?』



「っ、!!」



媚薬のせいで赤くなった頬と、潤んだ瞳。



それに加えて、甘えた声で、必死にそうお強請りしてくるあなたちゃんの破壊力は、抜群で。



『…っ、、んっ、、拓哉…っ、、。』



堪らなくなって、そのままあなたちゃんソファーに押し倒しながら、優しくキスをする。



「可愛すぎ…っ、、。」



『…っ!?、ね、拓哉待っ!、、んんっ、、。』



深いキスをしながら、スカートの中へと手を忍ばせて、太腿にかけて撫であげれば



媚薬のせいで、いつもより敏感になっているあなたちゃんは、それだけでも腰を浮かせていて。



「何?そんなに欲しいん?笑 欲しがりさんやなぁ~、あなたちゃんは。笑」



『ひゃんっ、!!ぁっ、…んっ、そこやぁっ、!』



「ん、ここ?気持ちいい?」



『んぁっ、!ダメ待っ…、ぁっ…イくっっ、!!』



ナカに入れた指をいつもより早く動かせば、あっという間に達したあなたちゃん。



「ふふ、可愛いっ。いつもより声出てたけど、そんなに気持ち良かったん?笑」



こんなにも乱れたあなたちゃんの姿を見るのは、初めてで。



年下のくせに、甘えられたくて。



あなたちゃんの前では、余裕ぶっていたけれど…



『…ね、拓哉っ、もうっ、、。』



「っ!、、…ん、今あげるからっ。」



なんて、ぎゅっと俺の腕を掴みながら、そう言ってくるあなたちゃんに



俺やって、そろそろ我慢の限界で。



『ぁんっ!…ぁっ、、ふぁっ、たくやっ、!』



「…はぁっ、っ、やばっ、、。」



自分のものをあてがって、ゆっくりあなたちゃんのナカへと沈めていけば


いつもよりナカはぎゅうぎゅうで。



「ごめんっ、あなたちゃん。俺余裕ないっ、、。」



『…ぁっ、んぁっ!たくっ、待っ、、ぁあっ、!』



「っ、…ぁっ、気持ちいい…っ、。」



強い締め付けに、僅かに残っていた理性さえもが奪われて。



最奥めがけて、突き上げるように腰を動かせば



溢れる声も、水音も。その全てが更に気持ちを昂揚させて



頭が真っ白になるくらいの快感が、押し寄せてきて…



「っ、ん、やばっ、イきそっ、!」



『私も、イっちゃ、!…ね、拓哉っ、おくっ、!』



「ぅん、いっぱい、突いたるからっ、、!」



『…んっ、ふっ、ぁあっ、!、イ、くっ…!!』



「…くっ、ぁっ…、でる、、ぅっ、!」




あなたちゃんがイった後のその締め付けで、俺も自分の欲を吐き出した。








事が終わって、ベッドの上。



いつもより激しかったせいなのか、あっという間に、眠ってしまったあなたちゃん。



そんなあなたちゃんの寝顔は、とーっても可愛くて。



「ふふっ、おやすみ。あなたちゃん。」



なんて、寝ているあなたちゃんにキスをして。



滅多に見れない、甘々のあなたちゃん。



想像以上に可愛くて、俺の方が心臓持たんかった



…なんて、そんな事。



あなたちゃんには、絶対絶対、内緒やから。







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