第100話

〔末澤誠也〕お家デート(R)
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2020/10/18 13:09


休日。



今日は久しぶりに彼氏の誠也くんと、お家デート。



最近、お互い忙しくて、なかなか会うことさえも出来て居なかったから



久しぶりに誠也くんと会えるのが、嬉しくて。



いつもより、ちょっとだけオシャレをして。



少ーし浮かれた気分で、誠也くんの家に向かう



…所までは、良かったんやけど、、。




『ねぇ、誠也くん。』



「んー??」



『危ないから、少し離れて…?』



「…んー、うん。もうちょっとだけ。」




お昼ご飯を作ろうと、私が張り切ってキッチンに立つこと約30分。



さっきから、ひっつき虫のように、べったりと誠也くんが後ろから抱きついたまま



なかなか離れてくれなくて。



『…もぉー、誠也くん!!このままじゃご飯作れない…!少しの間でいいから、向こう行ってて!!』



「えー、ええやんちょっとぐらい。久しぶりなんやし、な?」



『…よ、良くないのっ!!このままやと、誠也くんご飯無しやで?それでもええの?』



「んー、それは…嫌かも。俺だって、あなたの美味しい手料理食べたいし!」



『やろ?だったら、!「でも今は」



『??』



「ご飯より、あなたのこと食べたい。」



『っ!?…え、ちょっ、!誠也くん、!?』




なんて、私が一瞬油断をしたすきに、ひょいっと身体を持ち上げられて



気づけば私は、あっという間にベッドの上まで運ばれていて。




『ね、待って誠也くん…!まだお昼やし、やっぱりこういうのは…!!』



「ざーんねん。笑 俺はもうその気やから。」



『…っ!、せい……、んっ、…っ、、。』



くしゃっとした笑顔を見せながら、誠也くんがそう言ったの同時に



そっと、唇を奪われる。



『っ、はぁっ…、誠也、…っ!、んんっ…。』



苦しくなって、少し口を開ければ、その隙をついて、舌を絡め取られて



どんどんと深くなっていく、甘いキス。




『誠也くん…っ、。』



「ふふっ、何?笑 やっとあなたも、その気になってきたん?笑」



『違っ、、んぁっ、!、…ぁっ、!』



「違くないやろ?笑 あなたのここ、ちゃーんと反応してるで?笑」




唇が離れれば、何だか少し寂しくて。



求めるように私が名前を呼べば



待ってましたと言わんばかりに、にやっと微笑む誠也くんの手が、服の中へと入ってきて。



そのまま、すっかり勃ってしまった胸の蕾を摘まれたり、膨らみをやわやわと揉まれれば



自然と声も漏れてきて。



「ふふ、可愛いっ。そろそろこっちも、ええんとちゃう?笑」



『ぁんっ!、…ぁっ、誠也く…、っんぁ…!』



胸の愛撫は続けたまま、もう片方の手は秘部へ。



指を抜き差ししたり、ナカを激しく掻き乱されたり。



上からも下からも与えられるその快感に、そう長く耐えていられるはずもなく。



『ね、ダメっ、!…も、イっちゃ、からっ…!!』



「ん、ええよイっても。ほら、イき?」



『ぁっ、ふぁっ…、、んんっっ…!!』



ナカに入った指の動きを素早く動かされれば、あっという間に絶頂で。



だけど…



それだけじゃ、何だか物足りなくて。



身体が、本能が。誠也くんのことを求めていて。



『ねっ、も、誠也くんの…、ちょうだい…?』



「…っ!!」



なんて、私がそうお強請りをすれば



誠也くんは一瞬驚いた表情をしたものの、すぐに、優しく微笑んで。



「ん、今入れたるからっ、。」



なんて、1度キスを落としてから、ゆっくりと私のナカに入ってくる、誠也くんのもの。



『ぁっ…、ふぁっ、!、誠也く…、っ!』



「っ、バカっ、締めすぎやっ、て…!」



お互い余裕なんて、これっぽっちも残ってなくて。



快感を求めて、どんどんと早くなっていく、腰の動き。



『ぁんっ!ぁっ、そこ、やぁっ、、んっ、!』



「っ、あなた、ここ好きやもんな、っ?」



奥を揺さぶるように、確実に私のいい所ばかりを狙って、何度も何度も突かれれば



そろそろ、限界で。



『っ、ね、誠也くん…っ、もぉ…っ、、』



「ん、俺も、やからっ、一緒にイこ?」



『ぅんっ、誠也くん、好きっ、大好きっ、!』



「俺も、大好きやで、あなた、っ、」



『…んぁっ、っ、イ…くっっ…!!』



「っ、…ぁっ、んっ、、!!」



お互いの気持ちを確かめ合いながら、2人で一緒に果てた。









事が終わったあと。



2人並んでベッドの上に寝転がれば、そのまま私は、誠也くんにぎゅーっと、抱きしめられて。



『誠也、くん…?』



「今日のあなた、めっちゃ可愛かった。」



『…っ!?…なっ、、!』



「ふはっ、あなたの顔、真っ赤。笑」



『…もぉー!からかわないでよ…!!』



「ごめんごめん。笑 でも、可愛かったのは本当やから。」



『っ!…、。』



なんて、優しい笑顔でそう言う誠也くんは



やっぱり、私が大好きな誠也くんで。



「あなた、付き合ってくれてありがとう。…大好きやで。」



『うんっ。私も、大好きだよ、誠也くん。』




久しぶりのお家デートは



いつもより、何倍も甘くて、幸せで。



2人だけの、特別な時間。







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