第6話

〔大西流星〕図書室(R)
16,351
2020/06/26 13:52



「あなたちゃん、もう帰ろーよ!」



『ダーメ。あと30分あるやろ?』



「でもどうせ誰も来おへんやん!」



『そんなに帰りたいんやったら、流星くんは先帰ってもええよ?』



「それじゃあなたちゃんと一緒に帰れへん!!」



『じゃあ、もうちょっとやから大人しく待っとって?』



「はぁ~い。」





放課後の図書室。


この時間にこの場所にいるのは、いっつも僕と彼女のあなたちゃんの2人だけ。



本を借りに来る人も、勉強をしに来る人も1人もいない。



だけど、真面目な図書委員のあなたちゃんは、誰か来た時困るやろ?って



絶対、下校時刻になるまで帰ろうとしない。



もちろん、大好きなあなたちゃんと2人きりになれるから、嫌って訳じゃないけれど



どちらかと言えば、体を動かすほうが好きな僕にとって


静かにしなきゃいけないこの空間は、少し耐え難い。


あ、そうだ!いいこと考えた…!





「あなたちゃん、ちょっとこっち来て!!」



『え?なんで…?』



「ええからええから!そこ、座って!!」



『う、ん…?』





少し不思議そうにしながらも、僕の言う通りにちゃーんとこっちにやって来て


椅子に座ったあなたちゃん。




『急にどうしたん?笑』



「ふふ、ね、ここでシよ?」



『は、はぁ!?何言ってるん…!!する訳ないやん、ここ学校…!!それに誰かにバレたら…!』



「ざーんねん、僕はもうその気やから。それに、どうせ人なんて来おへんし、あなたちゃんが声我慢すればええだけやろ?」



『え、ちょっ…!流星くっ…んんっ…』




あなたちゃんの着ているYシャツのボタンを外して



胸の膨らみを揉んだり、吸い付いたりしながら



もう片方の手をスカートの中に忍ばせて、太腿の辺りでつーっと指を滑らすと




『はぁっ、っん、やぁっ…!』



「嫌じゃないやろ?こんなに濡らして。笑
あなたちゃんも、ちゃんとその気やん。笑」




学校で、しかも声を我慢しながらしているせいなのか


パンツに手を伸ばせば、いつもより濡れていて


直接触ってあげれば、グチュグチュといやらしい音を立てる。




『ぁんっ、流星…っ…!』



上からも下からも刺激を与えられたあなたちゃんは、耐えられなくなったのか




僕の制服の袖をギューッと掴みながら、潤んだ瞳をして必死に僕の名前を呼んでくる。



そんなあなたちゃんの様子を見ていたら、僕も余裕なんて無くなって。





「なあ、もう入れてもええ?」



『ぅん、ええから、早くっ…!』



「ん、じゃあ、僕の上座って?」



『わかった…。』




そう言って、あなたちゃんはゆっくりと向き合うように僕の上に腰を落としていく。



座っているせいで、いつもより奥の方まで入るから



あなたちゃんのナカに入れただけでも、凄く気持ちが良くて。



突き上げるように、腰を動かしてみれば



『んんっ、っはぁ、…っ、』



「っ…締めすぎや…からっ…!」




あなたちゃんのナカはギュンギュンと僕のものを締め付けてくる。



その快感に自然と腰の動きは早くなっていって




『ぁあっ、もぅ、限界…っ!』



「僕も…っ、」



『んぁっ、んっ…イくっっ…!!』



「はぁ、んん…っ!!!」




最後に1番奥を突いて、2人同時に絶頂を向かえた。








上がった息を整えながら時計の方に目をやると、ちょうど下校時刻を指していて。




「帰ろっか…!」



『うん…。』



「あ、そうだ!」



『ん??』



「気持ちよかったみたいやし、またここでシようっか!笑」




『…っ!?』




放課後の図書室は、僕とあなたちゃんだけの



秘密の場所。









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