第150話

〔西村拓哉〕君の不安も(R)
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2021/02/28 10:36


『拓哉くんは…、私の事好き、、?』



「…えっ、? …え、ちょっ、あなた、!?」




今日は、彼女のあなたとお家デート。



いつも通り、2人並んでテレビを見たり、お菓子を食べたり。



特に、いつもと変わった所なんて、何も無い



…はずやったのに、、、。




「ねぇ、あなた待って…! 何してっ、!『待たない。』



『…絶対待たないもんっ! 答えて…?拓哉くんは私の事、好き…?』



「…っ、! …ぁっ、ほんまに、、あかんって、!」




突然、視界にリビングの天井が映ったかと思えば



そのまま、ズボンに手をかけられて。



「あなた、一旦落ち着こう? 急にどうしたん…って、あなた…っ!?」




流石にこのままじゃあかんって、直感でそう思って。



少し力ずくやけど



リビングのカーペットに押し倒してくるあなたの力に逆らって、起き上がってみれば



目一杯に涙を溜めて、泣いているあなた。




「どうしたん、何かあった…?? もしかして、俺が何かしちゃった??」



まさか、あなたが泣いているなんて思わなくて。



驚きながらも、ぎゅっとあなたの事を抱きしめながら、そう聞いてみれば…



『…違うのっ、、! 拓哉くんは何も悪くない…! ただ私が勝手に不安になって、、。』



なんて、今にも消えてしまいそうな声でそう言うあなた。



よく考えてみれば、普段から大人しい性格のあなたが



大胆にも、俺の事を押し倒してくるなんて、そんなの初めてで。



あなたに、こんなことをさせてしまうぐらい、不安にさせてたんだってわかって、後悔でいっぱいで。




「ごめん、あなたっ…。俺のせいで不安にさせてごめんっ。」



『…ううんっ、拓哉くんは悪くないのっ。ただ私が…!「あなた。」



『…っ、! 拓哉くん…っ。』



「今からその不安、俺が取り除いたら、、あかん…?」



『…っ、、ううんっ、ダメじゃないっ。お願い拓哉くん…っ、! お願い…っ、、。』



なんて、うるっと瞳を潤ませながら、そう言うあなたを



そのまま、ゆっくりとカーペットに押し倒して



そっと、優しくキスをして。




『…っ、んぁっ、! ぁっ、たく、…っ、!』



「あなた、痛い? …今日はやめる??」



『…ううんっ、。 拓哉く…、来てっ、…!』



「…ん、。優しくするからっ。」



『ぅんっ、…ぁあっ、! っ、はぁっ、、』



「…くっ、っ、キツすぎや…っ、、。」



ゆっくりと、あなたのナカに挿れていけば



あなたも余裕がないのか、いつもよりも俺のを締め付けてきて。




「…ここ、好きやろっ、?」



『ふぁっ、! っ、ぁっ、そこだめ、ぇっ、!』



「あなた、逃げちゃダメっ。」



『…ぅっ、ぁんっ、!…たく、く…っ、っ、、』



何とか締め付けに耐えながら、あなたの好きな所を突いてあげれば



快感からなのか、腰を浮かせて逃げようとするあなた。



あなたが逃げて行かれへんように腰を抑えれば、奥まで届くようになって。



そのままぐんっと奥を突けば、今まで以上にナカが締まるから、お互いそろそろ限界で。



『…拓哉くんっ、もう、、っ、』



「ん、俺もやからっ、一緒に…っ、、!」



『…っ、んぁっ、ぁっ、イ、く…っっっ、!!!』



「っ、ぁっ、…んんっ、、!!…っ、、。」







………



2人で一緒に果てた後



何だか少し離れがたくて、繋がったまま



2人でぎゅっと抱き締め合って。




『…拓哉く、っ、、。』



「あなた、もう不安無くなった?」



『…うんっ。もう大丈夫だよ、ありがとうっ。』



「今度からは、不安になる前にもっとちゃんと言って? 俺は、あなたの彼氏なんやから。」



『うんっ。…ねぇ、拓哉くん…?』



「ん、??」



『…もう1回。…もう1回は、、ダメ…?』



「…っ、!、、ほんまにっ。今のは反則っ。 もう、どうなっても知らんからな?」





うるっとした瞳に上目遣いでそう言ってくるあなたに


もちろん、" ダメ " なんて言えなくて。



甘く、とろけるようなキスをしてから。



…もう一度。



俺は、あなたに覆い被さった。







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遅くなってすみません💦
リクエストありがとうございました🍀







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