え?なんで丈くんかって?
別に意味は無いよ?
暇そうじゃん?(おいby藤原)
和也のが秒レス来たと思うけど
和也と大吾はなんかちゃう(笑)
明日休みやし、今日は飲むぞ〜
丈「おい」
「おー」
丈「マスクくらいせえや」
「大丈夫やろ」
丈「行くで」
「いつもんとこでい?」
丈「せやな」
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店員「ドリンクお決まりですか?」
「とりあえず生2つで!」
店員「かしこまりました〜!」
丈「ほんで?なにがあったん?」
「え?」
丈「俺とサシってことはなんかあったんやろ」
「なんもないのにサシで誘ったらあかんの?」
丈「そうゆう訳ちゃうけど(笑)」
「まあ丈くんに隠し事できひんもんな」
丈「そうやな」
店員「生ふたつです〜!他の注文は?」
「枝豆と唐揚げとポテトと〜…焼き鳥のズリ2本で!」
店員「かしこまりました!」
丈「で?」
「…なにわにいるのが怖くなってきた」
丈「は?」
「将来的にこのグループでデビューすることになった時、私は絶対邪魔になる」
丈「なんでそう思うん?」
「なにわ男子って名前のグループに女子がいるってやっぱり変って思われるやろ?」
丈「そうかも知らんけど、お前そんな気持ちでなにわ男子加入の話受けたん?」
「ちゃうけど…」
丈「ほんなら答えはひとつやろ」
「…」
丈「ほら、乾杯」
「…かんぱい」
「…うま」
丈「変なこと考えんと全国ツアー楽しもうや」
「せやな、」
店員「お待たせしました〜」
「ありがとうございます〜!」
なんやかんや丈くんに相談してしまうのは
小さい頃から近くに居たから。
「あーそろそろ私も彼氏のひとりやふたり作らなあかんかな〜」
丈「は?!」
「だって彼氏おらん歴=年齢ってやばいやん」
丈「お前おったことないん?」
「一応事務所に名前あったからあかんと思ってて、好きな人に告白されても断ってきた」
丈「そうやったんや」
「でも、20歳も超えたしそろそろジャニーさんも頷いてくれとるやろ」
丈「どうやろな」
「彼女に流出させられたやつがよー言うわ」
丈「…うっさいわ」
「は〜〜誰か付き合ってくれへんかな〜」
丈「…」
「帰ろか」
丈「どしたん?」
「なんか丈くん元気ない」
丈「んな事ないわ」
「…もう一杯飲む?」
丈「…おん」
「もう!なに!どしたん!今度は私が話聞く番!」
丈「なんもないわ!」
「丈くんが元気ないと調子狂うわ!!」
丈「こっちのセリフじゃ!」
「もう元気だし!!!!」
丈「じゃあ聞け!」
「だから、なに!!!!」
丈「お前が好きや!!!」
「…は?」
丈「…あ」
「…は?…え?なに?え?」
丈「ちゃ、ちゃう!えーっとお前がすき焼き食べたいって言うから…」
「…言ってへんけどな…」
丈「あー!もう!!」
「なんでキレられてんの…え?酔ってるだけやんな??」
丈「ちゃう!いや!そうや!!」
「どっちなん…」
丈「わからん!帰るで!!」
「えええ…」
丈「…家着いたで」
「…うん」
丈「明日オフやろ?」
「うん」
丈「ゆっくり休みや」
「…丈くんもね」
丈「おう、」
「おやすみなさい、」
丈「おやすみ」
…気まずい!!!!!!!
え!?なに?!!?
丈くんが私を好き?!
はああああああ?!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!