第12話

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2019/05/26 02:16
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side:あなた










原田「いる、いる、いる、いる…」











ふわぁ。眠い、、





てかさ、なんで名前を呼ばないの????おじさんは。





まさか覚えてないとかないよね。





あんだけ私達に色々言ってきたんだから。













東条「あの、!!!!」





原田「なに?」





東条「なに?じゃなくて
出席簿の名前位ちゃんと呼んでくれません??」






原田「なに?名前??」






東条「敬意とかじゃなくて、単純に覚えてないから呼ばないんじゃないですか」





原田「はぁあ?」







東条「はぁあ?じゃなくて、、
まだ一回も俺らの名前、呼んだことないですよね」








「なに東条、名前呼んでほしいの?」








東条「そういう訳じゃない」







「ふーん。」







原田「、、私に向き合ってほしいんなら
まず、お前が向き合いなさい
コソコソ笑って馬鹿にして、
そんなヤツと向き合いたくないの、私」









東条「いやっ、向き合うとかじゃなくて、、」








「向き合うってどうやってするんですかぁ?」








原田「幼稚園児みたいな馬鹿なレベルの質問は聞いてこないでよ。
ハイチュウと出会ったときのことを思い出しなさいよ。」






「、でもせんせー!ハイチュウと出会ったのは、赤ちゃんの頃です」







原田「なら私は知らないわ」←





明智「…」





若林「…」






東条「…まっ、名前も覚えらんない先生
俺達全員先生として認めないんで」







原田「なに、
あんた達が先生と認めないんならなんか問題あんの?
担任とは名乗ったらいけないわけ?」






東条「まっ、認めないって事なんで」





牛久保「そうっすよ。やっぱ教育を"金"って言ってる人に
何も教わりたくないんで」






















なんか、、自分が1番って人きらーい。



名前は敬意とかじゃないと思うけどなぁ。




















おじさんは私たちを無視して、また、出席を取り始めた。









原田「いる、いる…いないのよ〜
コイツがいつも!!!何なの??
この光岡ってヤツ。来るの??来ないの??
ねぇなんか連絡あった?」






田中「あっ、いや…」












バンッッ!!!








牛久保「おい、聞いてんのか!!!!」






原田「聞きたくないから聞きませぇ〜ん。それも私の権利
生徒の言う事を全部聞かなきゃいけない決まりはありませーん。
お客様は神様じゃないんですぅー」
















すると、、明智が立った。




また暗黒微笑を浮かべてる笑










明智「先生。てことは、俺ら生徒にとっても
先生は神様じゃないって事ですよね?」






原田「うん」






明智「じゃあ、授業とか
勝手に出て行っちゃっていいんですか?」






原田「好きにすれば。
進級出来なくて困るのはアンタだけどね」





明智「やだなぁ冗談ですよ笑
ちょっとトイレ行ってきますね」






「自己責任ですよね。なら、ハイチュウ食べてきまーす」






原田「良いわよ。好きにしなさい」






「じゃあお言葉に甘えて。制服も着てこないです」
















…っしゃあ、初サボりだぁあ!!



どこ行こうかな、、










よしっあそこ行こっ


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