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第8話

愕然。


うわー、ダメだぁああああ。
まだ体が火照ってる。


さっきのこと、思い出して。



きっと楠田くんからしたら、
ただのクラスメイトとのちょっとした他愛のない出来事かもしれないけど、


男性恐怖症?な私からしたら重大事件だ。


私は、お父さんと遊くんと凪くらいしか、男の人に触れたことない。自慢出来ることじゃないけど、なぜか怖がってしまうのだ。

あ、凪だって、3回くらいだし。




でも、楠田くんは、



そんなに怖くないかな。




そういえば、凪の時も、
拒絶するようなことは無かった。



そんなこんなで二人で整理していると、楠田くんが消えていた。


『あれ.......?』



「あのっ......!さっきは、ごめん。これ。」




そう言って差し出したのは、自販にあるカ〇ピス。自分含めて、2人分買ってきたようだった。




『あっ!あっ、ありがとう!全然!謝ってくれ......あ、えと、、』


こういう時に自分のコミュ障に嫌気がさす。



「.......はぁああ.......よかったぁあああ.......」




『え?!』




「僕、く、く黒咲さんに嫌われたかと思って.......その.....。」




『え!全然!!!嫌いなんかじゃないよ!む、むしろ、一緒にいると安心できるっていうか......』



「ふふっ、ありがとう」



楠田くんの笑顔は、私が想像する以上に綺麗で、「美人」という言葉が似合うなぁ、と私は思った。



--------キリトリ線--------




『うわっ!もうこんな時間??!!』


「何かあるの?」


クラスの人達に会いたくない、なんて正直に言えない。


戦う、と決めた私だけれど、まだまだ根はヘナチョコだった。

『いや、えっと、、、』


「あっ、ごめん。」


『ううん、こっちこそ。』




--------キリトリ線--------




私は楠田くんに先に帰ってもらうことにした。



門が閉まるギリギリまで、一人残って課題をやろうとしたのだ。



今思えば、



あの時、




楠田くんと二人で勉強してたらどうなったんだろう、とか




そんなことを考えてしまう。






久しぶりに、蒸し暑くなった日のことだった。
















体が火照っていた。

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シルクハット
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