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第2話

必然。



「ねぇ、七瀬〜、放課後
あそこのアイスクリーム屋さん行こ!」



『福原くん、あ、うん!笑』


こんな感じで、私たちの
日常が始まった。


福原くんは優しくて、気遣いができて、でも少し、少しだけ怖かった。


「付け焼き刃なんだよなー、七瀬の笑顔ってww」


『えっ、..どゆこと(ボソッ)』



「ふはっ笑
可愛いってことだよ笑」


『????????』


福原くんは何を考えてるのかが分からない。

でも、福原くんが人気者なのは、空気が読めて爽やかだからなんだろうなぁ。

それだけは分かった。


「なんか七瀬っちこの頃付き合い悪くなーぃ?」


『えっ、そんなことないよー笑
またあそこのパンケーキ行こー!』


「そだねー」



私だって、断りたくて断ってるわけじゃないし。


みんながインスタに投稿する度に、
焦りを感じた。

心の底から毒を感じた。




.......でも、福原くんが居るから。




福原くんは、このことは秘密にしよう、と言った。

それは福原くんが生徒会をやってるから?とか言ってた。


だから、私はそれを守った。



でも、いつか言ってくれるって。


そしたら、



私の全ても




報われるはずだから。



そんなのおかしいって?





.............分かってるよ、そんなこと。





それから1ヶ月が経った。


『.....ねぇ、凪?』

「んー??」


凪が、甘ったるいパンケーキを頬張りながら、言った。


『いつになったら、クラスのみんなに言うの?』

「んー、まぁ機会を見計らって?」

『へぇ。あっ、いや、いいんだけどさぁ。』

「うん。笑」

この時には、凪と会う機会も少なくなっていた。でも、それは総体が近いからだよね.......。


そんな、ある放課後だった。




私が忘れ物を取りに行くと、



凪がバスケ部の部員と喋っていた。
あれは凪と仲良い人だ。


「え、まだアイツと付き合ってんの??!!!!お前、律儀すぎだろwww」

「いやだって、1ヶ月って約束だっただろ?」




え、なんのこと.......。



「まさか、凪が罰ゲームとして黒咲と付き合うなんて思いもしなかったなーwww」


「まぁなww」

「あっ、やべ、もうすぐ行かねぇと。」


ガラガラッ.......、





私は、













立ちすくんでいた。








「あっ、これは.......七瀬!!!!」





『はぁっ、はぁっ、はあっ、.......。』







次に目覚めたのは、







保健室だった。









『えっ、ここどこ??!』







「あなた、大丈夫?
福原くんが連れてきてくれたのよ。
ドア開けたら倒れてたって。」





















そっか、そっか.......。


























私の中で、何かが






口から吐き出しそうになった。








そっか。








これは、まだ暑い9月頃の話。

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シルクハット
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