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第10話

粋然。

ザーーーーーザーーーーーザーーーーー



俺は、土砂降りの中、傘もささずに歩いていた。



通り過ぎて行った人が、俺の事を気持ち悪そうに見る。



『......わっ......たし、凪以外に好きな人.......居るし!』


さっきの言葉が、響く。









俺は、泣きじゃくっていた。














ハァッハァッ、ハァッハァッ。


まだ、さっきの状況が

私より胸の中に刻み込まれてきる。



『ただいま.......。』


「あっ、おかえり。七瀬。」


遊くんの笑顔は、いつも太陽みたいで眩しかった。


「どーした?七瀬。」


『うぅ.......』


泣いた。


私は、遊くんの顔を見ただけで、


その場で泣いてしまった。


「大丈夫」

そう呟いた、遊くんの声は、
とても優しかった。


私のことを、優しく抱きしめてくれた。


















『誰なんだよぉぉぉおおおおおおおおおおおおお』


「何がやねん」


『...........』


七瀬の「好きな人」とは言えるわけねぇよな.......。


『あぁ?俺の彼女に相応しいオンナノコがだよ!‪w』


「そういえば凪って、高校生になってからの彼女って、黒咲しかいなくね??ww」


『はぁ?!うるせぇ、俺は居ないんじゃなくて、作らねぇだけだし!』


「あーはいはい。笑 購買行こーぜ」


もうマジで誰なんだよ.......。











「んで、用って何?凪。」



俺は放課後、古瀬とファミレスで喋っている。


古瀬とは、ミニバスの付き合いで、中学高校は違ったけれど今でも仲良くしている。



古瀬の前では、クールもなんもねぇ。
恥ずいところもいっぱい見られてきたしな笑


『ほんとわりぃーな。古瀬。』


「いーけどよ、ミニバスからの付き合いだからな。んで??」


『あぁー、黒咲.....と同じ中学だったんだよな?』


「あー、黒咲七瀬??すげぇ、地味なやつだよな笑」


『あーー、まぁーー、そうだな。で、そいつが付き合ってた奴とかいるの?』


「なんでそんなこと聞くのかは、俺は優しいから聞いてあげない」


『それは助かる笑』


「んーーーーー、俺はそんなに知らねーけど、あっ、そういえば!」


『え、何?!』


「いや、俺、修学旅行の班が黒咲と一緒だったんだけど、そん時に王様ゲームやったわけ。」


『うんうん』


「それで、好きな人を言う!みたいな風になって、黒咲がぁー」


『うんうん!』


「あれ、なんつってたっけな、」


『うぉおおおい』


「あらま、クールな凪くんが感情むき出しだわぁ(オネエ)」


『ち、ちげぇよ///』


「あっ、そーだ!!!なんか、親戚の叔父さんがなんとかかんとか言ってたなぁ......」


『それマジか?!ありがとな、古瀬!奢るわ。』


「はいはい笑」




叔父さんってマジかよ。





なんなんだよ、ホント.......。

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シルクハット
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