第11話

なんかセリフ長いとこある。。
3,458
2020/06/28 07:00
@土曜日の1時(え?早い?気にするな☆

ピーンポーン

光「はい...」

あなた『神崎 あなたです。』

光「あっ、ちょっと待ってね、」

お母さんの声だ。←覚えてる。

久しぶりだ....

3歳だったし、あんまり顔覚えてないけど

口が悪かった気がする!←おい

お兄ちゃんも、それに似たんだな。。

ガチャ

光「来てくれてありがとう!あなたちゃん!」

あなた『いえいえ、こちらこそ誘っていただきありがとうございます!あの、これ。
つまらないものですが...』

光「まぁ、ありがとう!
さぁ、入ってはいって」


あれ?口が悪くない?

いや、まあ、今はどこかの女の子だし。

なんならお客さんだからだよね。。

そうじゃなかったら私、めっちゃ失礼な事言った.

((言ってないです。思っただけです。))

あなた『お邪魔します。。』




光「おい勝己、あんたが呼んだんだろ?おまてなししろ。」

あっ!口悪くなった←そこじゃない

勝己「うっせー、クソババア。
今いい所なんだ!」

何がいいところかは、よくわかんないけど、

あなた『そんなおもてなしして頂かなくても、大丈夫です!』

光「あら、なんていい子。お茶持ってくるからちょっとまっててね。」

家だ。

3年間にも満たない間暮らしていた、、私の家

あまり覚えてないけど、

匂いや雰囲気、すごく懐かしい。

やっぱり感覚が覚えてるんだなぁ。。

あなた『懐かしい。。

光「あなたちゃん?どうしたの?」

あなた『あっ、いえなんでもないです。』

あっぶね、聞かれたやんけ。

恥ず

光「ねぇ、あなたちゃん。勝己から、妹の話を聞いたのよね...私ね、すごく後悔しているの。
もっと自分が、あの子のことを見ていればって。
だから、、、だから、正直に言って欲しい。」

光「あなたちゃん、あなたは私の娘、
爆豪 あなたなの?」

えっ、、と。

直球だね。うん。

しかもバレたね。

嘘つくのはやだし、、

言うか。もう、言おう。うん!

あなた『あの、ずっと帰ってこられなくて、ごめんなさい。家に帰るのがいやだったわけじゃ((』

光「ギュッ そっか。そっか。生きててくれて、ありがとう。ごめんね。見つけてあげられなくて。
ごめんね。ごめんね。」

お母さんに、、抱きしめられた。

そしてお母さんから、言われた言葉。

感謝と謝罪。

でも謝られてる方が、嫌で。

お母さんたちは悪くなくて、

なんて言っていいか分からなくて、

どうしようもなかった

この感情は、、なんなんだろうか。




そんなのは、わかっていた。

でも、言葉では表せなくて、

ただひたすらに泣いた。

あなた『お母さん....ごめんなさい。ごめんなさい
それと私の事覚えててくれて、ありがとう。』

光「謝ることなんてないよ。
覚えてるのなんて当たり前。。あなたがいなくなってから.....?!ちょっと、、どうやって3歳で生き延びたの??!!.」

いや、ムード。。

お母さんらしくて好きだけど。

あなた『お母さん私ね、森の中の老夫婦に、
助けてもらったの。その家は、テレビもなければ
ネットも、通信手段さえもないの。だから老夫婦は、私が行方不明になった子供だってわかんなかった見たい。』

あなた『でもね、私も3歳で、まだよくわかんなくて、、記憶もなかったみたいなの。おばあさんとおじいさんは、そのまま育ててくれたんだ。
警察や、消防にも行かせようとしてくれたんだ。
でもね、、足が悪いおばあさんと目の悪いおじいさん。2人は私の命の恩人で、大切な人だから、無理はさせたくなかったの。だから、行かなかった。』

光「そうなの。、ごめんね何もしてあげられなくて。ごめんね。」

あなた『それはちがうよ。記憶が戻って恩返ししようと思ったんだ。そしたら2人は嫌がって、なにもさせてくれなかった。でもね、私のお母さんとお兄ちゃんと、お父さんに教えてもらったこと、うろ覚えだったけど、家族との記憶が役に立ったんだ。
それから、ヒーローになりたいって思って、』

光「そうだったの。ありがとう。ありがとう。
その老夫婦はまだご健在?」

あなた『ううん。他界しちゃった。2人で仲良く旅だったよ。最後は幸せそうな顔をして、私に感謝までしてくれたんだ。
感謝するのはわたしなのに、何度もありがとう、
ありがとうって言ってくれたんだ。
とても優しい人達だったよ。』
そこからはよく覚えてない。

泣き崩れて、疲れて私もお母さんも、

寝ちゃったみたい。。

降りてきたお兄ちゃんが、布団を被せてくれてたみたい

優しい。。


爆豪勝己side

なんなんだこいつら。

下に降りてきたら、

目ぇ、、腫らして寝てんだ。

しかもクソババア付きで←おい

状況が掴めねぇから、とりあえず

布団被せておいた。

こんなとこで寝やがって。

風邪ひくやろが。

クソが。

と、まぁ優しい爆豪勝己くんでした。。

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