第6話

ごわす
3,979
2020/06/23 13:48
『耳郎さん!場所の確認を。』

耳郎「はいっ!
えっと....4階から、したにおりて移動してるのが1人。2階に1人、待ち伏せしてるっぽい。あとは、5階に1人。多分そこが核の位置。」

上鳴「さっきも思ったけど便利だよなぁ。」

『ですよね!ほんとに個性が羨ましいです!』

耳郎「あっ!さっき4階にいた人がすごい音鳴らしながらこっちに来てる。」

『それはきっと爆豪くんだね。』

ここから核への位置は一本道。

入れ違いなんて、出来ない。

お兄ちゃんとの正面衝突は、めんどくさいし、

葉隠さんとの戦闘で、来られるのはもっと

やだな。

どうしよ....

上鳴「俺、、お取りになるよ」

『えっ?』

耳郎「上鳴?何言ってんだ?」

上鳴「俺、2人より個性、、囮向きなんだぜ?」

えっ?そうなの?

『初めて知った...』

上鳴「だからさ、俺が葉隠とどうにかやり合うから、隙を見て、進んでくれ。」

『ありがとう!』

耳郎「確かに見えない葉隠さんと、上鳴の放電は相性がいいね。」

上鳴「ああ。、だから俺が右手で指パッチンするから、その時がチャンスだ。」

耳郎「ありがとう、上鳴、見直したよ」

『ありがとうございます!上鳴くん』

よし、じゃあ、、これで行こう。

上鳴くんのおかげで、、何とかなりそうだ。

@2階

上鳴「じゃあ行くからな、合図、、見とけよ

頑張ってください!

上鳴くんが、2階のフロアに入っていった。

上鳴「葉隠?いるんだろ?出てこいよ」

葉隠「いるよー!しかも出てきてるよ!」

上鳴「俺見えんのだわ。服着てくれない?」

葉隠「いいよ!訓練が終わったらね?」

上鳴「しまっ」

葉隠さんは、捕獲テープを上鳴くんに、

巻つけようしていた。

上鳴「なーんちゃって!」

葉隠「きゃぁぁ」

おお!

捕獲テープを巻き付けられる前に

上鳴くんが放電した!

そして、指を鳴らす。

『行こう!』

耳郎「うん。」

『凄かったね!上鳴くん!』

上鳴「うぇいうぇい!うぇーい」

ん?、なに言ってんだこいつ←

耳郎「アホになったな。」

『思っていたよりもアホになるのですね...』

上鳴「うぇいうぇいうぇい!」

なんか.....可愛いな。

耳郎「こうなったら上鳴は使い物にならない、
上鳴、気絶した葉隠さんを捕獲テープで、捕獲しといて。」

『そこから、戦闘に戻れそうになったら、上に上がってきて。』

耳郎「行こうあなたちゃん。」

『はいっ!』

バンッ

耳郎・あなた『!!』

爆豪「やっと見つけた、爆破野郎。」

お兄ちゃん!思ってたより早かった。

耳郎ちゃん、、ここは無駄な戦いは、避けよう。

耳郎「うん、

爆豪「死ねぇぇぇぇ」

いきなり飛んできたお兄ちゃんに、

攻撃されるから、私と、耳郎さんは、

二手に別れた。

するとお兄ちゃんは、耳郎さんの方に....

『耳郎さん!』

耳郎さんが右の防御を固める。

予想どうりお兄ちゃんは、、右に攻撃。

緑谷くんとの試合でいってた、

お兄ちゃんの癖。

癖ってなかなか直せないんだよねぇ

耳郎「っ....」

お兄ちゃんは、一旦距離を取った。

『耳郎さん!大丈夫ですか?』

耳郎「大丈夫っ!あなたちゃんが言ってた通りだね。」

爆豪「あ"?なんだと?」

ここは、挑発しよう。

耳郎さんと、お兄ちゃんの相性は微妙。

お兄ちゃんのターゲットを私にするんだ。

『緑谷くんとの戦いで癖を指摘されていましたよね?癖ってなかなか治らないんですよ?だから予想したんです。』

爆豪「クソがァァァァァ」

よしっ、突っ込んできてくれた。

私も爆破で高速移動する。

お兄ちゃんちゃんと私の爆破だと威力が弱い私の

負けになる。

だから....


避ける!

爆豪「っ....!!」

そこから.....えーっと、、どうしよ

耳郎「あなたちゃん!」

耳郎さんのほうへ向くと、

耳郎さんのイヤホンが靴のスピーカーにつながっていたのがわかったから、

右に避けた。

爆豪「っ.....」

お兄ちゃんは直撃。

私はトドメを指すように、首を軽く叩いた。

『っは~、ありがとう耳郎さん!』

耳郎「ううん、こっちこそ、ありがとう!
右防御してなかったら、即死だったよ。」

爆豪「....クソが」

あっ、、捕獲テープ....

『よしっ!できた。』

耳郎「これであとは、尾白だけだね。」

『だね。2対1、大丈夫だよね?』

耳郎「はいっ!」

『耳郎さん、核の位置とか、変わってないか確認してもらえますか?』

耳郎「うん!....あの、、それとタメでいいよ?」

『あっ、分かりました!』

耳郎「敬語になってるよ....それと、、響香って呼んで欲しいな...そっちの方が呼びやすいだろうし...」

『わかった!響香ちゃん!』

耳郎「それと...相手の位置だよね...?」

動いてないよね....?


耳郎「っ!危ないっ」

『えっ?』

目の前に響香ちゃんがいる....でもそれは、

捕獲テープに、巻かれている響香ちゃんだった

尾白「惜しい!奇襲で、いちばん厄介そうな神崎から、仕留めようと思ったのに...」

『尾白くん?、なんでここに?』

尾白「ヴィランの行動なんて、色々あるだろ」

『確かに....』

尾白くんって、身体能力高かったよね....

どうしよ、私とだったらかなわないかも...

え、、ホントどうしよ....


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