第13話

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2022/07/26 06:50





あなた side










手が勝手に震えた。

震える以外どうしようもなかった。





なんで震えてるのか分からない






目の前のあいつは何?











 灰谷竜胆
… 姉ちゃん?








竜胆が私の異変に気がついたらしい

顔をのぞきこんでくる



けど、可愛い弟の顔よりアイツの正体が気になった









 竈門炭治郎
あなた…っ、さん!俺です、
かまど、竈門炭治郎です!
 竈門炭治郎
会えて、良かった……っ。
 竈門炭治郎
 ____ 俺のこと、覚えてませんか、?











アイツが、竈門炭治郎が少し近寄ってきた

嬉しそうな、泣きそうな顔をして。



1歩1歩と距離が縮まる度に

分からないけど、自覚なんてないけど耐えていたものが


全部吐き出そうになった










 灰谷蘭
なぁ姉ちゃん。何アイツ?
姉ちゃんの知り合、








蘭が驚いたように目を見開いた








あなた
… は、はは。なに?、誰だよオマエ









意思なんて関係なかった


理解できないのに大粒の涙が落ちていく




決壊だ。








 灰谷竜胆
テメェ、姉ちゃんに何した
 竈門炭治郎
!、姉…ちゃん?









花札の少年が驚く

「弟がいたのか、?」と呟くような声が聞こえた









 灰谷蘭
帰ろう姉ちゃん
 灰谷蘭
おいお前、二度と俺らの前に現れんな
次姉ちゃんに関わったら殺す








声色だけでわかる

今、蘭と竜胆は凄く怒っている









 竈門炭治郎
ま、待ってくれ!
話がしたいんだ、あなたさんと…!
 灰谷蘭
テメェと姉ちゃんが話すことなんてねぇ。
分かんねーならこの場で殺すぞ
 竈門炭治郎
ッ…、頼む。少しだけでも、
 灰谷蘭
しつけぇなぁ










ガシャンッ






蘭がゴミ箱を蹴飛ばした

あんぐり口を開けた竈門炭治郎




すると、彼はわなわな震え出す


















 竈門炭治郎
な、なんて事するんだ!!!!
やっていい事と悪い事があるだろう!!!









…… いや、そこ?









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