第38話

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2020/12/05 05:11
「いや、」てか何聞いてきてるのよ、 、 、

『ふーん』「嫌に決まってるじゃん、わかってるのにどうして聞いてくるのよ、 」

『んー、わかってるけど、 お前が困りながら恥ずかしそうに正直なこと話してくるの 見てて楽しいからわかってても聞いちゃうんだよねー、 俺。 あ、ごめん意地悪?笑』

充分意地悪だし。

。。

「てゆーか、どいて、動けない」

大型犬みたいだな、ほんと。

『嫌です、それは無理』

「なんでよ」『眠いからこのままお昼寝を考えています』 「マイペース過ぎて執事感消え失せてるんだけど」

『んー、じゃあ退いてあげる』

「割と素直じゃん」

『退いてあげるから、 ベッドで一緒に寝よ?』

「この流れでそれ言う?何考えてんの!?」

『え、マジで普通に寝ようと思っただけなんだけど』

「は、、、!?」

目黒って普通だった時ないじゃん、

『はは一ん?エロい事考えたな?やらねえよ』

「考えてないし!」

『あれあれ?』

そんなに考えてたならする?いいよ?なんてシャツのボタンを少し外して見つめてくるけど無視。

「もうやだ、ほんとに嫌い!」

ベッドに潜って目黒にくまさんとかクッションを投げつける。

『嘘つけ、てか執事なめんな、 笑」

投げたものを全部かわして私の手を抑えてくる。

「んう、、、ふん!」

ベッドに潜って目黒から顔を背けると反対側から添い寝してきて見つめてくるから目を逸らす。

しつこい、どこでもついてくる。犬みたいに。

「なんでついてくるの」『執事だからです」

「ついてこないで」『執事なので無理です」

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