第32話

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2020/12/04 08:27
さてはこいつさっき背中に手入れた時に

ブラのホック外したな!?

『ぶふっ、、、(笑)』

私のびっくりしてる顔をまじまじと覗き込んできて吹き出す彼。「あんたね、、、!」

慌てて下着を直そうとしてると腕をぐいっと引かれ抱き締められる。

「んっ、、、?」

『私が付けて差し上げます。』

「え、いいよ!自分でできるし(大体あんたがやったんでしょ!?)」

『ですがお嬢様」

なんて言いながら私に顔を近づけて迫ってくる目黒。

「え、ちょっと、、、」

さすがに近すぎて恥ずかしくなる。

そんな顔の距離で背中に手を入れてきて直そうとしてくれてるだけなんだろうけど意識しちゃうじゃん。

『ばーか、自分で直せよ、 笑』

「え」『あ、もしかしてその気になった?』

「は!?」『お嬢様、 お顔が真っ赤です。 (にやにや)』

「なってないし!!!もう寝る!ばか!」

パサッと布団に潜る。

この意地悪執事!その気になった私がバカみたいで恥ずかしくなる。

『お嬢様、まだ下着が......』

『寒いです、入れてください』なんて色んなこと言ってくるけどもう全部無視。

「ふん!」『は、うざ、 起きろお前』

ドサッと上に目黒が乗ってくる。 「重い!降りて!」『やだ』「私お嬢様だよね?」

え、死んじゃう。殺されるの?執事に、、、笑笑

「重い!重い!」『失礼ですよ、 ?』

『シー』とかやってくるけどほんとに重い。

「あんたのせいでどんどん寝れなくなっちゃったじゃん」

『じゃあ一緒に起きていますか?』

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