第6話

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2020/11/29 13:47
『どんだけ抵抗しても今日この家俺らしかいねーよ?』 「っ 」不覚にもドキッとしてしまった。

『何しようか?』「な、なにもしない!」

『いつもだったら出来ないことでもする?』

「なにそれ、、」『さぁ?』

顔近いし耳元で話してくるし、、 なんなの!?

離してくれないし。 こんなのダメじゃん、、、。 顔を逸らすと顎をクイッとされてこっち見ろよなんてしてくるから目をそらす事しか出来ないし。

腕の中に捕まっちゃっててもう逃げられないんだけど......!? 『じゃあ、あなたからキスしてくれたら離してやるよ』

「え、、今名前」『だって俺今執事じゃないから』

「まあ、たしかに、、、」 でも改めてそんなことされたら

ドキドキするじゃん。

『ほら、しなかったらいつまでもこのまんまだけど?それともこのままでいたいとか?』

「っ、、、」離れたいけど、キスなんてした事ないもん

『早く、ちゅーは?』

…目黒、完全にオスの顔してる、、、/

「っやだ、!」『これだから子供は。 てか俺は名前で呼んでんのに、俺のことはれんって呼んでくれないわけ?」

「え、、、」

そういえば呼んだこと無かったな。

「れ、、、、れん、、、」

『お、やればできんじゃん』よしよしって頭を撫でてくる。 『で、キスは?』 「っ、、 できないよ、、、。」

『えー困ったなあ』

なんだかだんだんうとうとしてきちゃった。

「んー、、、」『お前まさか自分から仕掛けに来といて寝る気かよ?』 「ん、、ねむ、、、」

やばい、寝ちゃいそう、、、、。

気づいたら私はそこから記憶がなかった。

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