そんなことを思いながら目黒の執事部屋に向かう。
向かっている途中で、『うおっ』と声が聞こえて振り返るともう着替えてヘアセットしたのかいつもと髪型の違う目黒が居た。起きるの早!
「あ、、おはようございます! ご主人様!」
『は?え、、?なにこれ、 /笑』 まじまじと私を見た後少し目を逸らす目黒。 「起きるのもお支度も早いんですね?」
とかちょっと言ってみる。 『いや、だって今日は俺の日だから』
俺の日?聞きました?俺の日らしいです
「あら、、俺の日、、 笑」
『お前、、、』 「はい、?」
『俺が朝からエッチとか言ったら、その、、、 』
は?勘違いしてません?
『もしかしてそういうプレイ/』
やべえ俺やっちまったって顔してるけどそんなつもり1ミリも無かったのですが......?
『どうする、?しとく?』「しません」
『は?』「ご主人様、?何を言っていらっしゃるんですか?」『おい、お前、、、笑俺の日だろ?』
「そのような事は私、分かりません」 メイドさんになりきって拒否ってみる。
『知らねーの?嘘つけ(小声)じゃあ教えてやるよ』
ご主人様って事は変わりないし、拒否できないことをこいつに楽しまれてるようにしか思えない、、、
だって意地悪だもん、、、。終わった私
手を引かれ連れてこられたのはキッチン。
『てかお前、スカート短い。 胸も開きすぎ。狙ってんの?』
「ぐ、偶然です」
それは知らなかったんだもん、、 、!
『今日の下着何一?』
何をサラッと聞いてきてんだ。
「・・・」
『おい笑』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!