第52話

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2020/12/12 06:41
「んんっ、」びっくりして口を開いていたら隙間から水を流し込んで口移ししてくる。

「んっん、!」勢いにやられて薬を飲み込む私。

え、、、、今何が起きたの?一瞬でこんな乱暴に水の口移しなんてされたからさすがに混乱してる私。

『お前が…お嬢様がもたもたしているからですよ? (笑)』 「ちょいちょい執事なのか生意気なただの男の人なのかわからなくなるのやめて、 (笑)」

『うるせえな、いいから横になっとけ、』 私を寝かせてまた目黒は布団をかけてくれる。

まだドキドキしてるから私は顔を逸らして、目黒の優しさに甘えてお腹をさすってくれる彼に身を委ねていた。

気づけばお昼寝をしてしまっていて、 目黒は?と思って起きようとしたら、私の手を握ってお腹あたりに顔を突っ伏してる彼。

私に付きっきりで離れないでいてくれたの、 ? しかも力尽きてなんか寝ちゃってるし、 可愛いとこあるじゃん。

「よしよし」私は無防備に眠っている目黒の頬を撫でた。

『んん、お腹あっためとけよ、…… 』 「え、?寝言?(笑)」 ていうか寝言でも夢でも私の心配して
るわけ?

そんなの、そんなのもっと好きになっちゃうじゃん

「もう充分あったかいよ」

目黒の優しさと目黒の体温で生理痛も忘れるくらい飛んで心まであったかくなれた日でした。

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