「助けて~!」『俺らしかいねえだろ、笑』
目黒も執事オフモードだからほんとに男の人だし....../ 前髪あるなんてちょっとしたところにキュンとしている自分がいる。
『お前マジでさ、彼氏がこーゆーの見てる時に入ってきたらやられちゃうよ?』 「彼氏なんてできないもん!」『わかんねえじゃん』
壁まで追い詰められて逃げられなくされてしまった。
目黒が迫ってきてて私の頭上に手をついて見下ろしてくる。 「それより、!目黒ってあーいうのが好きなんだね?」 なんてテレビを指さすと、バカ!やめろって指をぎゅっと握って私のあげている手を下ろそうとしてる。必死か 笑
「じゃあおやすみ~」『いや逃がさねえよ?』
「うう」
『どーせだったらそうだな、覗いた罰としてお仕置きだな。』
「そんな、、、!何すれば許してくれる!?」 『は、そんなの俺とエッチに決まってんだろ』
「ええっ」
目黒とえ、エッチですか?
意地悪でキスとかはされたことあるけど、そんな、、、
なんでこいつこんな恥ずかしげもなく.....。
慣れてるな?
「やだ、そういうのした事ないもん」
『って言うやつ大体エロいよ』 「やめて」
いいねえなんて言って私をベッドに寝かせて見下ろしながら上裸になる目黒。
『いつも執事さんやってんだからたまにはご奉仕されてもいいだろ、な?』
ご奉仕ってなに考えてんのほんと
「っん、やだ」
恥ずかしいのと不安が入り混じって目が潤んでくる。
『ごめん、今ので余計やりたくなったわ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。