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第17話

# 17
眩しいな…


もう、電気消してよ…
あなた

んん…

目を開けると見慣れない部屋の天井。
あなた

どこ…

あれ、昨日…


私酔い潰れちゃった…?


はっきり思い出せない。


あ ~ もう。


せっかくのご飯だったのに…
白濱 亜嵐
あ、起きた?
おはよう。
あなた

亜嵐クン!?

なんで目の前に亜嵐クンがいるわけ…?


私、もしかして…!?
布団をめくるとちゃんと服は着ていて昨日のまま。
白濱 亜嵐
ご飯出来てるから食べなよ。
あなた

あ…はい…?

亜嵐クンに言われるがままについて行くと


机に広がる美味しそうな香りと見た目。
あなた

美味しそう…!!

白濱 亜嵐
食べて。
私は席について手を合わせる。
あなた

いただきます!

美味しい。


亜嵐クンってほんと完璧。


顔も整ってて、ご飯も作れて、部屋も綺麗で


直すところひとつもないよ。
白濱 亜嵐
昨日ね、あなたチャン酔い潰れたのね。
あなた

でしょうね…
ほんと、ごめんなさい!

白濱 亜嵐
大丈夫、大丈夫。
それであなたチャン、俺から離れなかったから連れて帰ってきた的な…?
あなた

あぁ…

なんとなく、理解。


簡単にいうと、亜嵐クンに大変迷惑をかけたということ。
ソファを見ると薄手のタオルケットが1枚。
あなた

亜嵐クン、ソファで寝てたんですか!?

白濱 亜嵐
うん笑
だって、一緒に寝たら
それはそれでアウトでしょ?
あなた

ま、まぁ…

白濱 亜嵐
だからね。
あなた

腰大丈夫ですか?

白濱 亜嵐
大丈夫大丈夫、慣れてるから!
よかった…


私のせいで体調崩されたら…!?


大変なことになる!
白濱 亜嵐
食べたらお風呂入ってきなよ。
あなた

あ、大丈夫です!
家帰って服も着替えたいし…

白濱 亜嵐
そっか。
なら、また会社でね。
あなた

はい。

食べ終えて、食器を流しに持っていき、洗う。
白濱 亜嵐
いいいい!
止めに入ってきた亜嵐クン。
白濱 亜嵐
俺やるから!
お風呂行ってらっしゃい。
あなた

でも…

白濱 亜嵐
いいから。
あなた

ありがとうございます!

白濱 亜嵐
あなたチャンの為なら何でもするよ。
朝からそんな笑顔見れるなんて…


私、今日朝からツイてる…!!
亜嵐クンの家を出て自分の家に戻った。


自分の部屋はやっぱ、落ち着く…
あなた

はぁ~!

大きく深呼吸をすると目に時計が入ってきた。
am.7 : 35
あなた

やばいって…!!

もう遅刻は嫌だ。


私は、死ぬ気でお風呂はいって出勤した。
あなた

遅くなりました…!

時計を見ると、2.3分の遅れ。
あなた

よかった…

ちか
あなた!
遅かったじゃん!
あなた

ちょっと、寝坊しちゃって…

すると
白濱 亜嵐
あなたチャン、間に合ったね!
あなた

はい…
お陰様で!

白濱 亜嵐
すぐ、帰れた?
それ、今聞くことじゃない…
ちか
へ…?
あなた

き、昨日はありがとうございました!

飲み会に行ったことは伝えてあるし…


ちかも、安心した顔。
白濱 亜嵐
あ!いいえ ~。
それだけ言って戻って言った。
ちか
あなた羨ましいな。
あなた

何が~?

ちか
亜嵐サンとも仲良くできて。
あなた

とも?

ちか
玲於クン…
あなた

玲於?

ちか
私、言ってなかったけど…
実はね、玲於クンが好き!
耳元で囁いた。
あなた

え…?

知ってた事なのにやっぱびっくりして…
ちか
かっこいいんだよね。
クールで。
けど、 表には出さない優しさがあって…
そんなの、私が一番知ってるから。
ちか
そこで、お願いなんだけど
玲於クンのLINE欲しいの!
あなた

あ、うん!

ちか
一応許可取ってから貰っていい?
あなた

うん!
なら、許可とってくるね。

ちか
ありがとうー
私は職場をあとにしてファッションコースへ向かう。
あなた

玲於…いるかな。

すると、1人で服のデザインを描いている玲於を見つけた。
脅かしてあげよ…!
恐る恐る近づいて。
あなた

わっ!!

玲於はビクッとしたように背中を動かした。
あなた

玲於!
おはよ!

挨拶したのに反応無し。
あなた

玲於?

無視…されてる…?
あなた

無視しないで?

佐野玲於
なに。
やっと話してくれた!
あなた

あのね…

佐野玲於
今、作業中だから早めに終わらせてくんない?はっきり言って、邪魔だから。
今までに見た事のない玲於の目。


怒ってる様子。
あなた

あ、ごめん…
それで、私の友達がLINE欲しいって…

佐野玲於
勝手にあげといて。
また、デザインを進める。
あなた

いいの…?
あげちゃって。

佐野玲於
うん
あなた

玲於はあげないと思ってた。

佐野玲於
あなた

ほんとにいい…

佐野玲於
いいって言ってんだろ!…
何回言わせんだよ。まじ。
バン!と音を立てて立ち上がった玲於。


鉛筆も散らばって、散乱状態。
あなた

れ、玲於…?
どうしたの?

佐野玲於
何もねぇ。
帰れ。
私、何かした…?


理解できない…
あなた

でも…

佐野玲於
出てけ。
ごめん と言い残して廊下に出てきた。
私…何かした…?


玲於が嫌がることとかしたかな。


昨日、なにかしちゃったとか。


もう…なんで覚えてないの…!
あなた

ごめん…玲於…

ついに、嫌われちゃったかな…


今までは、仲良くしてくれてたけど


また、私達離れ離れになって会話もしなくなって…
何か、謝る為に玲於に近づく作戦…


あ…!


私は走ってケーキ屋に入った。