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第14話

# 14
玲於 に 連れてこられた 場所 は
あなた

ファミレス …?

佐野玲於
なに 。いや?
あなた

ううん?嫌じゃないけど
玲於 も こういう所 来るんだなって

佐野玲於
意外 と、頻繁 に 来てるから。
とりあえず 、中に入った。
お互い沈黙でメニューを見る。
あなた

あ、私ハンバーグ。

玲於はびっくりしたような顔で私を、見る。
あなた

なに?

佐野玲於
いや、俺が食べたかった。
あなた

早い者勝ちです~!

佐野玲於
くっそ。
もっと早く選べばよかった。
あなた

選ばなかったの?

佐野玲於
あなたもっと、ちょこっとしたもの
しか食べないと思ってて、
俺だけガッツリしてたら恥ずかしいだろ?
照れながら言う玲於。
あなた

だって、お腹すいたし…

佐野玲於
やっぱ、変わってねぇ~!
お腹を抱えて笑う玲於に私もつられて笑う。
あなた

んで、何にするの?

佐野玲於
これ。
指差すのは…


パスタ…
あなた

え、かわい…

佐野玲於
は?
思わず、口が滑った!
あなた

何も無い!

佐野玲於
まぁ、お前よりは確かだけどね。
ニヤッとする玲於のいう意味を理解した。
あなた

さいて~!

佐野玲於
ああ、なんとでも言え。
あなた

もう…

佐野玲於
ハンバーグはあなたの貰う。
あなた

は!

私の言うことも聞かず、注文ボタンを押す。
佐野玲於
ダメなの。
そんな、上目遣いで聞かれても…
あなた

だ、ダメじゃない…

佐野玲於
ふっ、ちょろい。
あなた

は!?

佐野玲於
俺の上目遣いで許してる~。
そんなに、ドキッときたか?
あなた

ほ、ほんとに意味わかんない…

佐野玲於
変わってねぇな。
変わってない。


それって、私が玲於の事好きってバレてる?


高校生の時も好きで、今も好き。


いわゆる、変わってないって予測するよね。
あなた

玲於、彼女いないの?

佐野玲於
もう、作らない…
あなた

え…?

佐野玲於
俺が原因で傷つけた奴いるから。
もう、恋はしない。
あなた

そうなんだ…

なら、私とも恋はできない…


初めから叶わない恋だったんだ…


私、ほんと玲於だけにどんなけ失恋してるの…


早く、ほかの男好きになればいいのに。


今はそれしか願えなかった。
佐野玲於
あなたは?
あなた

私?

佐野玲於
好きなやついんの?
あなた

うん…

佐野玲於
そう…
あなた

うん…

2度目の沈黙。


この空気が気まずくてたまらない。


早く、注文したもの来ないかな…
店員さん
お待たせしました。
きた…!


丁度いいタイミング。
あなた

ありがとうございます

全て、受け取って食べる。
佐野玲於
ハンバーグ食べた?
あなた

まだ。

佐野玲於
なら、ちょうだい!
あなた

私まだ食べてないんだけど。

佐野玲於
そんなの、知らねぇ。
早く。ちょうだい。
あなた

どんなけマイペースなの!?
1口目は、絶対私って決めてるんだか…

玲於が私のフォークを持って自分の口の中に入れた。
佐野玲於
ん ~ 。
上手い。
あなた

ちょっ…

私の1口目…
誰もいいよなんて言ってないのに…
おい…
佐野玲於…
佐野玲於
あ、また怒らした…
あなた

私の1口目!!
取らないでよ!

佐野玲於
フォークが俺に食べてほしいって
訴えるんだから仕方ない。うん。
あなた

そんなのどっからも聞こえないし!

佐野玲於
そんな、怒るなよなぁ。
これあげるから。
差し出してきたのは、水族館のチケット。
あなた

何これ…

佐野玲於
いやなら、いい
あなた

全然…
逆に嬉しい。

佐野玲於
そう
あなた

ありがとう!

玲於は口の口角をちょっと上げて笑った。
佐野玲於
ほんと、単純なヤツ。
あなた

いいのッ。
誰と行こっかな。

ちか?


誘ってみよっか…
佐野玲於
俺じゃないの?
え…?


もしかして、玲於と私と行くために


チケット用意してくれたの…?
あなた

玲於、いいの?

佐野玲於
仕方ねぇから行ってやる。
あなた

素直じゃないな ~。

佐野玲於
うるせ。
もう、チケット没収 ~!
あなた

ああ!やめてやめて!

佐野玲於
なら、玲於様と行けて光栄です。ありがとうございます、玲於様!って言えば?
あなた

いや、言わないし笑

佐野玲於
まぁ、楽しみにしとけ。
そう言ってパスタを啜り上げる。
あなた

ありがと、玲於…

佐野玲於
おう…
そして、食べ終わり外に出る。
あなた

わっ…寒っ。

佐野玲於
冷えてきたなぁ。
あなた

うん。
でも、私冷え症じゃないから
安心なんだよねぇ!

佐野玲於
さすが、そういう時は
冷え性って言って男に
手繋いでもらうもんなんだよ。
そんなことも計算出来ないの?
あなた

え?
うん、計算なんかしないじゃん?

佐野玲於
女って全部そうなじゃないの?
何かしら全部、計算してるって。
あなた

少なくとも私はしてないな~。

佐野玲於
してなさそう。
てか、してたらサイコ。
あなた

サイコとか言わないで。

佐野玲於
ま、でもあなたは計算しなさすぎ。
無防備すぎなの。ちゃんと警戒しなきゃ
あなた

警戒する人なんていないし

佐野玲於
それが、あぶねぇの。
あなた

意味わかんない

佐野玲於
もし、亜嵐クンが急にオオカミに
なったら逃げれるか?
あなた

速そう…
無理かも。

佐野玲於
あぁ、ちげぇ。
オオカミってそっちのオオカミじゃねぇ。
あなた

あ、そっち…

佐野玲於
ほんと、馬鹿にも程があるだろ。
あなた

ごめんなさい

佐野玲於
んで、逃げれるか?
あなた

無理です。

佐野玲於
だから、そういうのを計算しなきゃいけないの。分かった?
あなた

分かった。

佐野玲於
もう、危ないんだよな。
歩きながら呟く玲於。
あなた

心配してくれてるの?

佐野玲於
一応な。
あなた

変わってない…

佐野玲於
俺の優しさはな、一生変わんねぇよ。
あなた

どうだか…

駅でお別れ。
あなた

今日はありがとう。
助かったし、楽しかった。

佐野玲於
うん。
じゃあな
あなた

またね

お互い電車に乗り込んだ。
ちょっと、車内は暑くて…


それと、私の体の体温もまた上昇した。