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第11話

会えたと思ったのに。
テオ
じ、んたん…?
俺は自分の目を疑った。

だって、連絡先も、住所も、何もかも聞かなかったのに…こんな偶然ある?

確かに見た目は変わった。
かなり大人っぽくなった。
でも、そのつぶらな瞳と低くなった声でわかる。
じんたんだ、会いたかったじんたんが目の前にいる。
俺は考えるより先に手が動いていた。
思い切りじんたんを抱きしめる。
テオ
じんたんっ…!!!
じん
えっ…!?!?
テオ
会いたかった、覚えてる?あの時の約束、6年の春…必ず…会いに行くって約束!
じんたん、会いたかったよ…!
じん
ちょ、え、はっ…?待って!待って!離して!
じんたんの声でハッと我に返る。
俺はすぐにじんたんから離れた。
テオ
ご、ごめっ…!つい、嬉しくて…
俺はじんたんに謝った。
じんたんは俺を見つめている。だけど、その目には警戒心が混じっていた。
テオ
じ、じんたん…俺のこと、覚えてる?
テオだよ、6年の時一緒に居た…!
じん
えっと……、
テオ
待って!?じんたん忘れちゃったの!?
俺泣いちゃうよ!?
じん
ちょ、あの近いっ…
流石にショックだ。
ずっと想い続けた子が自分の事を忘れてしまうなんて。

じんたんに問い詰めていると、俺の頭に強い衝撃が走った。
ゴッッッ
テオ
っ…てぇ!?!?
誰だよっ…!
そこには、まるでチベットスナギツネを人間にしたかのようなイケメン男子が立っていた。
俺を思い切り睨んでいる。
みや
てめぇ、俺のじんちゃんになんの用?
困ってんじゃん
テオ
え、あ…ごめ…って、あれ!?
もしかして…みや?
みや
は?お前………ん、あ!?てっちゃん!?
この顔どこかで見たことあると思ったわけだ。
昔、フットサルチームで一緒だった宮川だった。俺が引越しの都合で先にやめてから音信不通だったのだ。
テオ
うっっわ懐かしい!!
元気?どう?まだフットサルやってんの?
みや
おう!今んとこまだやってるぜ
お前は?
テオ
俺は今なーんもやってねぇや!
みや
そっかー、また入れば?
テオ
どうしよっかなぁ…?
そんな話をしていると、じんたんが立ち上がって
じん
みやっ…!
と言ってみやの後ろに隠れてしまった。
テオ
あ、えっと、じんたん…
みや
ん、なに?知り合いだったの?
じんたん、先言ってよ〜
じん
えと、あのさ、みや?



この人…俺知らない
テオ
えっ…
じん
だ、誰?
✌🐎🐇✌🐎🐇✌
テオ
え…何言って…?
じん
ご、ごめんなさい…覚えてないんです…
みや
え、あれ?2人とも知り合いなんじゃ…?
テオ
お、俺は覚えてる!
じんたんと小学っ
みや
テオくん
テオ
っ…みや?
みや
ごめん、あとで話があるから…
これ、俺の電話番号ね
家帰ったら電話して。じんちゃん帰ろっか
じん
う、うん…
テオ
え?ちょ、みやっ!
みやはそう言い残すとじんたんを連れて帰ってしまった。

なんだよ、どいうこと?
じんたんが俺のことを覚えてない?
みやと何か関係があんの?


ねぇ、じんたん、教えてよ…
数十分後…俺はドーナツ屋でみやを待っていた。
みや
ごめん!お待たせ
テオ
ん、大丈夫。
早く入ろ
俺とみやはドーナツ屋へ入り、一番奥の壁側の席を取った。


ひと段落付いたところで本題に入る。
テオ
ねぇ、じんたん…どういうこと?
俺のこと…覚えてないの?
なんでさっき話を遮ったの?
みや
…まぁ、とりあえず俺の話を聞いてほしい。
2人はいつ会ったの?
テオ
…6年の、夏
みや
きっかけは?
テオ
俺がじんたんがいじめられてたとこを助けて…それで…ずっとじんたんの事守ってた。
でも、俺が6年の春に引越しする事になって。
そこからは全く、って感じ
みや
なるほどね。あのさ、俺はじんちゃんとは中学からなんだけど…
みや
ある日、事件が起きたんだ
テオ
事件?
みや
そう。中二の秋の話…












……To be continued