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第2話

身長差。
あの日から僕はテオくんと仲良くなった。
クラスは違うけれど登下校は一緒にするし、
休み時間は必ず会いに行っていた。

僕とテオくんが仲良くなった事で、うちのクラスメイトはかなり動揺したようだ。
皆が前とは違う目で見てくるようになった。
クラスメイト1
あいつが寺島といるとは…
クラスメイト2
なんかびっくりよね
ヒソヒソと話をしている。
じん
ねぇ、テオくん
最近皆が変な目で見てくるんだけど…
テオ
ん、なんだよじんたん!
胸張って歩けよ!大丈夫だから!
じん
でも…
テオ
大丈夫だって、なんかあったら俺が守るから
じん
…っ
ドキン…

僕の胸が高鳴る。
テオくんは僕より5cm程小さいのだが、とても頼もしい。
僕はテオくんがキラキラしてみえて、いつも憧れていた。
でも…この感情はなんだろう?
憧れと違う何かが芽生えている気がする。
なんだろう。今はわからない。
でも、いつか、いつかわかる日が来るのかな…
テオ
じんたん?どしたん?
じん
えっ!?
あ、いや?!何でもないよ!
テオ
そっか。
じゃあ帰ろうぜ!
じん
う、うん!
僕もテオくんみたいにカッコよくなりたいな。
✌🐎🐇✌🐎🐇✌
テオ
それじゃあ、また明日な!
じん
うん!バイバイ!
じんたんと知り合って、2ヶ月程過ぎたのだが、
帰り道で分かれる時、違和感を感じ始めた。
じんたんは俺に笑顔で「バイバイ」と手を振るのだが
一瞬、ほんの一瞬だけ辛そうな顔をする。
何故だろう。
俺にはわからない。だけど、
もし、辛いことがあるのなら、俺に話してほしい…なんて考える。
テオ
明日聞いてみるかな…
次の日
俺はいつものようにじんたんと一緒に下駄箱まで歩いていた。

じんたんが自分の下駄箱を開けた時だった。
じん
ひっ…!
テオ
じんたん?どうした…、の
俺はじんたんの下駄箱を見て唖然としてしまった。
何故なら、じんたんの外靴には大量の画鋲が入っていたから。
テオ
なんだこれ!?誰がやったんだよ…!
じん
て、テオくん!
大丈夫、大丈夫だから!
テオ
大丈夫なわけねぇだろ! 
気づかなかったら大怪我してたぞ!?
じん
そ、そうだけど! 
画鋲は捨てればいいし、ほら!早く帰ろ?
テオ
俺は犯人をとっ捕まえようとしたが、じんたんに止められたのでやむを得ず帰ることにした。 

誰だ、誰がやったんだ。こんなこと。
ぶっちゃけ検討はだいたい付いている。
テオ
((俺のじんは絶対傷つけさせない))
✌🐎🐇✌🐎🐇✌
じん
じゃあ、テオくんまた明日!
テオ
おう!じゃーな!
あ、そういえば忘れてた。 
聞きたいことがあるんだった。
テオ
あ、待って!じんたん!
じん
ん?どうしたのテオくん
テオ
いや、えと、あのさ!
テオ
じんたん…辛いこと…ない?
じん
え?
テオ
ほら、さっきもああいう事があったし、 最近帰り道で凄い辛そうな顔…したりしてるから
じん
あ、え…や、やだなー!テオくん!
ないない!
俺は、今テオくんと一緒にいられるこの瞬間があるんだから、辛いことなんてひとつも無いよ!
テオ
でもっ…
じん
ほら、それにああいう嫌がらせは何十回もされてきてるし、本当に大丈夫!
心配してくれてありがとう
それじゃ!バイバイ!
テオ
あ、ちょ!じんたん…っ!
じんたんはそう言うと、走って帰ってしまった。


俺じゃそんなに頼りねぇのかな…

そう考えると胸がチクッとする。





でもこの時、俺は意地でもじんたんの話を聞いておけばよかったと後から後悔することになる。
テオ
じんたん…
……To be continued