私は朝の日差しで目が覚めた。
窓を開けると鳥たちの鳴き声が聞こえてた。
はずだけど、今は誰かの叫び声が聞こえる。
洗面所に足を運び歯を磨き顔を洗った。
ついでに言うと先程の叫び声は
コネシマさんらしいです、はい。
さてと、扉に手をかけて食堂に向かいたいんだが。
扉の前に誰か居るんだよなぁ。
どうしよっか。
『あの、』
大輝「あ、入っていい?」
なんだ、大輝か。
『ん、ええよ』
扉を開けると大輝ともう1人別の人が居た。
全体的に白をベースに服を着ている。
『あ、えっと』
そう言えば自己紹介まともに聞いてなかったな。
大輝「ひとらんらん さんだ」
『あ、はい。どうも。』
そう言って頭を下げる。
ht「あ、こちらこそ」
マスクにバツとマークがついていたのできっと話せないのかと思ったら意外と男性らしい声を出したので驚いた。
大輝「食堂まで案内だってよ」
『はぇ〜3人も迎えいる?』
その一言で大輝には驚きの表情で包まれていた。
ひとらんらんさんはマスクで下が見えないけど
少し怯えてる。
ht「ゆ、幽霊!?」
大輝「お前、そんなん見えへんかったやろ!?」
『いやぁ、上にほら』
2人が同時に見上げると
zm「チィィイイイッス!!!!」
元気な挨拶で床に足を着いた。
はぇ〜見事な着地。猫みたい。
『お疲れ様です、朝から』
zm「お?気付いてたんか?」
『あ、はい。でも眠かったんで普通に寝ました』
そう何事もなく食堂へと向かった。
zm 此奴、俺に気付いてたんか。
ht 幽霊じゃなかった、良かったぁ((
大輝 嘘、あんな所に居ったんや。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。