そんな他愛の無い話でカモフラージュをし
銭湯の用意…じゃなくて戦闘の準備をそれそれ始めた。
直人「あなた、お前は無茶するなよ」
大輝「ほんまのこと言うとお前が1番強いんやからな」
『残念、自覚済みやわ』
ドヤ顔でそう言うと大輝が
ウザ と言った。
直人「そう言えばどうゆうフォーメンションにする?」
直人(あなた、お前が無能演じるんやろ?)
大輝「敵に合わせるか?」
大輝(俺有能になれるかは微妙やぞ?)
雅「外回りなら任せて」
雅(役に立てそうに無いんですが)
『ん、いや。前衛にうちが行く』
名前(無能役として前で怪我する。そんで後は適当に暴れれば?)
直人「おう、じゃあ。俺ら後衛な」
直人(指示が雑)
大輝「せやな」
大輝(お前ら無茶すんなよ)
雅「頑張ろうね」
『んじゃ、寝るか』
そう言って4人はバラバラに部屋に戻った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!