‥
うん?お前は誰だ?
わ , 私ですか‥?
お前以外誰いるんだよ。
すっ‥すみません‥
嗚呼 。で , 名前は?
えと‥名乗る程のものでもないです
は?
(ビクッ
‥すまん。俺の部屋で休憩しようか
‥はい
あなたは俯いたまま緑色の服を着ている人に手を引っ張られ
わっ‥意外と部屋綺麗なんですね‥
意外と‥か
あッ‥すみません
いや , よく言われるから気にしてない 。
特に女子共にな‥(ボソッ
そうなんですね‥
俺はナワーブ 。お前は?
私は‥あなたデス
いい名前じゃないか
いい名前‥彼奴等から付けてもらった名前は良いものじゃないデス‥
‥親か?
いえ‥なんでもないですよ(目を逸らし
嗚呼 ,
あの , 此処って何処ですか‥?
私の部屋はないのですか‥?
此処は荘園だ 。お前の部屋は‥
その時ナワーブの元に一枚の手紙が届き驚きつつも
‥此処だそうだ
‥えと‥貴方と二人ですか?
いや , 俺以外にも3人いる
‥えッ?
その時3人の男達が部屋に入り , あなたを見て立ち止まり一人の男が口を開け
‥誰‥デスカ?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。