You 『 』
TMHR 【 】
『 わわわわわわたし!? 』
「 おお、どうだ? 」
『 え、むむむむ無理です ! 』
( ええ!村下さんが いいと思いまーす )
『 ええ … 』
いま 学級委員 を 決めてます …
それで なぜか わたしに みんな させようとします …
どうせ みーんな 学級委員 が
めんどくさいからだろうけど
「 よし、じゃあ 村下、いいか? 」
『 … は、はい … 』
( よし!村下!ありがとう ! )
とほほ … 泣
なんで 、
クラス変わって 生活も変わったな ~
友だちは 隣のクラスにいるし …
わたし ひとり … 笑
「 じゃあ 村下 、今日 昼休み 頼むぞ 」
『 は、はい 』
なんとなーくでもなく
やりたいからでもなく
何もしないで ただ教室の片隅に いたかった 。
でも 学級委員 とか 任せられたら …
地味に … こなせるよね 、!
昼休み
カチャッ
『 あれ … あかない、 』
鍵がまだあいてないみたい
借りに行こう
『 鍵鍵 … 』
【 あの!すみません! 】
『 あ、は、は、は、はい! 』
【 鍵なら … 僕が持ってるよ? 笑 】
『 そ、そーだったんですね! 』
【 じゃあ 君も 学級委員 ? 】
『 そーなんです 』
【 へえ ~ ! あ、一緒行こ 】
『 あ、は、は、はい! 』
この人誰なのかな … ?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。