『 こ、ここ? 』
いま わたしは 淳太くんの 手で
目隠しされてます …
なにか あるのかな …
【 よし 、目開けてええよ 、】
『 うわ … 』
そこには 絶景が 。
イルミネーション の 光などで
輝く 街が 綺麗に一望できる 。
【 どう?笑 めちゃくちゃ綺麗やろ? 】
『 う、うん … !! めちゃくちゃ 綺麗 … 』
【 俺たちの家は どこやろね ~ 】
『 うーん 、、あ!あっち側よ 、! 』
【 お!じゃあ 俺はその 近くやな !! 】
『 うん!そーだね っ !! 』
【 なあ 、あなた、 】
『 んー? 』
【 前向いて ちょっと まっててな 、】
『 う、うん … ? 』
今度はなんだろ …
【 あなた 、】
『 むいていい? 』
【 おん 、ええよ? 】
淳太くんの 声がするほうを振り向くと
『 ええっ … 泣 』
【 一生をかけて 幸せに します 、僕と 結婚してください 】
100本の薔薇の花束を持った 淳太くんが
『 は、はいい … !! 泣 』
【 よ、よかったあー!!! 笑 】
『 こ、断るわけないじゃああん !! 泣 』
【 ふふっ 笑 そーか? 笑 じゃあよかったわ ~ 】
『 淳太くん … っ 』
【 ん? 】
ちゅっ
『 えへへ 笑 すきだよ っ 』
【 っ … // お、おれも! 】
『 あ!照れてる ~ !! 』
【 は、はあ!? て、照れてへんし! / 】
『 ふふっ 笑 どんな淳太くんもすきだよ 』
- F I N -
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!