謙杜side
上機嫌で、お酒をぐびぐび飲み
いつの間にか酔い潰れたみっちー
さっきから、僕の方を見つめて
ニヤニヤ笑いながら
口元をおさえている
みっちー💦
あかんよ💦
でゅふふが漏れてる💦
ハートも漏れてる💦
どうしよう…( ´ㅁ`; ) 💦💦💦
なんとか誤魔化そうと
みっちーから目を逸らし
関係ない話をメンバーと繰り広げたけど
みっちーからの熱い視線を
無視し続けることなんてできる訳ない
一瞬チラッと、視線をみっちーの方へ移すと
バチっと音が鳴りそうな勢いで
目が合った
その瞬間、みっちーは
ニコッと笑って、僕に手を振った
いや、、あかんって💦
嬉しいけど、、あかんって////
あまりにも嬉しそうに手を振るから
スルーするわけにもいかなくて
ほんの少しだけ手を上げて
小さく小さく手を振り返すと
みっちーは、パァッと瞳を輝かせ
その場でスッと立ち上がった
えっと、、、道枝さん?( ´ㅁ`; ) 💦
わかってます?
僕ら、内緒で付き合ってるんですよ?
焦る僕の気持ちなんか
知る由もない酔っ払いは
ゆっくりと身体を揺らし
こちら側へ、第一歩を踏み出した
思わず「ステイッ!!」と
叫びそうになったけど
きっと今のみっちーは
何を言っても止まらない…
大きな身体をフラフラさせ
メンバーの間を、ぶつかりながらすり抜け
みっちーがのそのそと
僕の隣にやってきた
困った…
ほんとに困った( ´ㅁ`; )
この酔っ払いを止める方法は
ないのでしょうか💦
隣にいた流星くんが、気を利かせて
少し座布団をズラし隙間を作ると
みっちーは、僕と流星くんの間に
笑顔のまま、ストンっと座り込んだ
至近距離で、見つめられて
胸がドキドキする
酔っ払った恋人の後ろで
何故か、りゅちぇが
楽しそうに笑っていた
あ、これ、、もうあかん気ぃする…
絶対バレるやん…
りゅちぇの笑顔を見て、そう思った
そんな目で、そんな近くで
見つめないで////
どんなに我慢しようとしても
赤く染まっていく頬を制御することなんて
僕にはできなくて
手で顔をパタパタ仰ぎながら
予測不能な今後の展開に
どうしようかと焦っていると…
みっちーが、笑いながら
僕に寄りかかってきた
自分よりも大きな身体を
なんとか支えて
崩れない様に耐える
茶化すような反応を見せれば
なんとか誤魔化せるかもしれない…
そう思ったのに、、、
終わった…
みっちーの言動に
エンドレスの2人が固まった
どうしよう
どうしよう
もう、どうしようもないけど…
酔っ払ったみっちーが
制御不能になっていくのと反比例するように
さっきまでのほろ酔い気分はどこへやら
僕の頭は、冷静になっていく
ただ、冷静な頭をフル回転させたところで
この状況を切り抜ける秘策なんて
何一つ浮かばない
感情ダダ漏れのみっちーを前に
誤魔化しようもなく
どうすることも出来なかった













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。