勢いに任せて家を飛び出した…
ポツッポツッ
雨は少しずつ強くなる…
もう泣いた跡は分からない…
自分の頬流れるのが涙なのか雨なのか…
携帯にGPSがあるのは分かっていたから家を出て直ぐに携帯の電源を切った…
どこにも行けない…何も出来ない…
何も考えないまま歩いていた…
うちが着いたのは公園だった…
両親を無くして1人だったうちをマイキーが見つけてくれた…
声のするほうを見た…
そこには見慣れたオレンジと水色の2人組…
マイキーに電話をかけようとしていたからうちはすかさず止めた…
なっくんとそうくんはそれを見て察してくれた…
うちは首を横に振る…
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さて、救世主スマイリーとアングリーの登場!!
主もここからどうなるかは予想出来ません!!
(何も考えなしで作ってるから…)
ドキドキ、ハラハラしながらご覧下さいm(_ _)m
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。