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第85話

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卒業式   ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈






















春の桜が芽吹く日、みくるは高校を卒業した





























卒業証書……有栖川みくる……











































『ほら!!みくる!とるわよ!!』

























『くるみも来て!あ、ついでに陽太と創も!』



















『え、ちょっ聞いてないよ!みくる!』

























『ちょっ!おすなってッッッ!』





































32ー1
























はい!!チーズ!!!































トットットッ……










陽太
陽太
ったく……みくるの奴、勝手にカメラに入れやがって……













1人で、外の通路を歩いていると、みゆと会った




























みゆ
みゆ
あ!陽ちゃん!
陽太
陽太
みゆ……!











みゆはにこにこ笑顔で陽太を迎える











みゆ
みゆ
陽ちゃん!卒業おめでとう!もうあっという間だったねー!ヾ(*>∀<)ノ゙
陽太
陽太
……ああ……
みゆにさどうしても伝えたいことがあるんだ……
みゆ
みゆ
なあに?♡













陽太
陽太
ありがとう……




……






みゆ
みゆ
……
みゆ
みゆ
え、あ、これまでってこと?
こちらこそ、楽しかったよ!!
陽太
陽太
……ちがう……
みゆ
みゆ
え?
陽太
陽太
小一のときはどうか知らねえけど、みゆ俺の事ずっと応援しててくれたろ?
みゆ
みゆ
応援……?とくにありがとうと言われることをした覚えはないけど……?
陽太
陽太
とぼけるなよ……お前、みくるのことすげぇ嫌ってたけど、俺たちのことくっつかせるために色々、仕組んだんだろ?








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ー 陽太、前座りなよ、








ー いこーよ!陽ちゃん!







ー ねえ、陽ちゃん、さっきねみくるちゃんが
創君とばっかり話してたよ?












ー ……あっそ……









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陽太
陽太
他にも、みくるの前でわざと俺達が仲良いとこ見せたり、
陽太
陽太
体育の時、わざと場所移動して、俺たちの隣にして、無理やり俺とみくるをペアにならせた












みゆ
みゆ
…………
陽太
陽太
ほんっと、みゆって昔から素直じゃなかったもんな……
みゆ
みゆ
確かに……
みゆ
みゆ
くっつけさせようとしたのは本当だよ
でもね、
みゆ
みゆ
陽ちゃんが好きだった……大好きだった……!
陽太
陽太
…………
みゆ
みゆ
あーあ、かっこ悪いなぁ……バレちゃうなんてさ……笑
陽太
陽太
お前、やっぱみゆだな……
陽太
陽太
俺が大好きなみゆだ(*´罒`*)
みゆ
みゆ
トクン…(´。・//・。`)



















ー そうだよ……


























ー 俺、あの頃、みゆが大好きだったんだ……

















ー みゆが好きで、みゆを傷つけたくなくて
みくるにあんなこと ー。




















陽太
陽太
お前は、結局俺たちの邪魔してるどころか、応援してくれてた…
自分の気持ちを押し殺して、必死に……
みゆ
みゆ
そ、そんなわけないじゃん、みゆがそんなこと……
 


















陽太
陽太
ごめんなぁ……辛い思いさせて……
お前、人の何十倍も苦しんでたんだろ……















陽太
陽太
なのにさ、……かっけー……
みゆ
みゆ
……ッッポロポロ













みゆは大粒のなみだを流す















陽太
陽太
でも、ごめん……俺みくるじゃなきゃダメだ……みくるが好きだ……
みゆ
みゆ
ボロボロボロボロッッッ……










みゆは泣き声を上げながら、何度もうなずく





















ー 最初から、ずっと前から、自分が想い続けた言葉……























ー 気づきたくなくて……傷つきたくなくて……



















ー この答えがあまりにも悲しくて……






































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みゆ 『みくるちゃん』







みくる
みくる
なに






みゆ 『ほんとに陽太君のこと好きなの?』








みくる
みくる
だから?冷やかしに来たの?







みゆ 『ううん。ただ、やめた方がいいんじゃないかなって❤』









みくる
みくる
……なんで、そんなこと言う必要が……?






みゆ『え……?』









みくる
みくる
陽太と両思いという自信があるんでしょ
みくる
みくる
ならいいじゃない、ふつうなら簡単に取られないわよ
 





みゆ 『……それはッッッ』





















みくる
みくる
じゃあね






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ー そう、もうあの時から不安だったんだ……















ー いつか、いつか取られるんじゃないかって……不安でたまらなかった……


















ー    だから認めたくなくて……





















ー みくるをいじめていじめて、

















ー ふたりを突き放そうって……












































でも、どれだけ、どれだけ突き放しても、























私のものにならない……

















みくるが羨ましいと何度思い、何度恨めしく思っただろう……





























ねえ、苦しいよ……















苦しいよ……ッッッ!!








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陽太
陽太
みゆ……
みゆ
みゆ
……ッッッ?
 



















『みゆ!!遊ぼーぜッッッ!!』







『なんだよ、どんくせーなッッッ笑ほらっ』








『みゆ……みゆ……』










みゆは、昔の陽太を思い出す





























陽太
陽太
ごめん。そんで分かりにくい優しさをありがとう……俺を好きになってくれてありがとう……
みゆ
みゆ
ー……ッッッ!!















みゆの目には涙でいっぱいになる



















みゆ
みゆ
うわぁぁぁあああんッッッ!!















思いっきり泣くみゆを陽太はそっと受け止めた










































ー もうちょっとだけ、愛されたいと乞うのはダメかな……
















































ー 私…少しでも……



















ー 少しでも……


















ー かっこいい脇役になれたかな……



























みゆは、陽太の胸で思いっきり泣くのだった ー