司会「では,これより道枝あなたの会見を始めます」
ドアを開いた瞬間,カメラのフラッシュが間を開けずにたかれる
お辞儀をして,マスクをしたほのさんと席についたら
記者「では,あの写真は何ですか!?」
司会「質問はのちほd……」
ほの「写真は,私が交際中の男性と会っていたところを撮られたところです」
記者「証拠はあるんですか?」
ほの「記事を書いたライターが,私の大学の先輩なんです
本人にも確認して,1枚目の写真が私であること,また,2枚目についても道枝さんのものではないと言われました」
司会「最後に,質問等ございましたら今お願いです」
記者「これからの活動についてはなにか?」
記者「永瀬さんとは今回のことでなにかありましたか?」
司会「質問がございませんようなので,これにて会見を終了させていただきます」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。