「風磨。入るよ」
ガラガラ…
「風磨?」
『あなた!なんでここにいんの?』
「お、お店に行こうとしたら閉まってて、ふ、風磨に連絡したけど既読つかなくて。そしたら中島に合って、風磨が倒れたって!!!」
『あなた、落ち着け。大丈夫だよ。ただの疲労による疲れだって。ここ最近忙しかったからな。笑』
「疲労…。もう!心配したんだからね!疲労って言っても、心配だよ…。私にできることなら何でもするからね。」
『何でも?((ニヤ』
「うん。何でも!」
『あなたこっちに来て。チュ…』
「!?///」
何でもって、そうゆうなんでもじゃn…
その途端風磨の顔が私の肩に…
風磨!?
ねぇ!どうしたの?
私はすぐにナースコールをした。
疲労による疲れってこんなんなの?
その後緊急で風磨はMRIとかCTとか色々検査をした。
風磨は今スヤスヤと眠っている。
コンコン…
《あなたさんですか?ちょっとお話が…》
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。