あれから月日がたち、私は大学に通いながら彼らのサポートをしてきた。意外と大変だということに気づいた。働くってこんなにも大変なんだと。
今日も午前中は大学で授業を受けて昼からは事務所で仕事。
今日はレコーディングをする日。
3日前にプロデューサー的な人にあったんだけど、正直言うと気持ち悪い人だ。距離も近いご飯とかすごく誘ってくる。
なーくん達に相談しようかと思ったけど、自分で解決出来るだろうし相談してない。
私は大学から出て事務所に向かった
何故か目の前に気持ち悪いプロデューサーがいた
…もしかして私この人に付きまとわれてる?!
流石になーくん達に連絡しようとした時
プロデューサーはそう言ってニヤニヤしている
本当に気持ち悪い人だ
私は仕方なくプロデューサーの車に乗ることとした。
プロデューサーはそう言って私の太ももに触れてきた。
世の中に本当にこんな人がいるんだと思いながらも、早くスタジオに着いてくれと思いながら時間が過ぎるのを待った
事務所に着くまでずっと太ももを撫でられていた。
私さえ我慢すれば彼らが成功するんだと思って我慢した。
私は走った。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い…
私は思わず大きな声を出ささしてしまった。
慌てて口を抑えたけど遅かったみたい
私がトイレに行ってる間にそんな会話がされていたなんて知らなかった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。