第30話

みんなのためなら…①
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2021/06/22 08:20
あれから月日がたち、私は大学に通いながら彼らのサポートをしてきた。意外と大変だということに気づいた。働くってこんなにも大変なんだと。
今日も午前中は大学で授業を受けて昼からは事務所で仕事。
今日はレコーディングをする日。
3日前にプロデューサー的な人にあったんだけど、正直言うと気持ち悪い人だ。距離も近いご飯とかすごく誘ってくる。
なーくん達に相談しようかと思ったけど、自分で解決出来るだろうし相談してない。
あなた

よし、授業も終わったし事務所に行くか

私は大学から出て事務所に向かった
プロデューサー
あ!あなたちゃん奇遇だね!
俺も今からスタジオに行くんだけど一緒にどう?
何故か目の前に気持ち悪いプロデューサーがいた
…もしかして私この人に付きまとわれてる?!
流石になーくん達に連絡しようとした時
プロデューサー
アイツらに連絡する気?
もし、アイツらに連絡するならやめておいた方がいいんじゃない?
君の行動により彼らのレコーディングがめちゃくちゃになってもいいのかな?
プロデューサーはそう言ってニヤニヤしている
本当に気持ち悪い人だ
あなた

何がお望みですか?

プロデューサー
理解が早い子で良かったよ。
そうだなとりあえず車に乗ってくれる?
私は仕方なくプロデューサーの車に乗ることとした。
プロデューサー
いやー、やっぱ若い子っていいよね
あなた

っ…

プロデューサーはそう言って私の太ももに触れてきた。
世の中に本当にこんな人がいるんだと思いながらも、早くスタジオに着いてくれと思いながら時間が過ぎるのを待った
プロデューサー
なになに?黙っちゃってさ。
怖いの?いいねゾクゾクするよ
あなた

彼らには手を出さないで下さね

プロデューサー
あぁ、約束するよ
事務所に着くまでずっと太ももを撫でられていた。
私さえ我慢すれば彼らが成功するんだと思って我慢した。
プロデューサー
せっかくいいとこだったのに、スタジオにもう着いちゃったね
あなた

…送っていただきありがとうございました

プロデューサー
いいよいいよ、また後でまねあなたちゃん
あなた

私は走った。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い…
ころん
あ!あなたちゃんじゃん、おつぷりー
るぅと
そんな走ってどうしたんですか?何かあったんですか?
あなた

ころちゃん、るぅとくん…

るぅと
顔色が悪いですよ?
ころん
僕大人組呼んでくるよー
あなた

だ、大丈夫だから!!

私は思わず大きな声を出ささしてしまった。
慌てて口を抑えたけど遅かったみたい
ななもり
あなたちゃんの大きな声聞こえたけどどうしたの?
さとみ
なになに〜?ころん何か変なことしたろ?
ころん
えっ?!!僕何もしてないよ?!?!
あなた

ご、ごめんなさい…
私トイレ!

莉犬
あなたちゃん??
ジェル
なーくん
ななもり
うん、わかってる
さとみ
流石我らのリーダー。 いや?今は社長と呼んだ方がいいか?
私がトイレに行ってる間にそんな会話がされていたなんて知らなかった

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