第26話

番外編:バレンタイン
323
2021/02/14 12:15






時は昔



あなたちゃん、ショートくんが
小学校5年生の時の物語である

































「よしっ」





片手に、小さな小包を持ち、元気に走り出すこの少女こそが、そう

あなたちゃんである





























父のエンデヴァーが任務の間も走り込みをしている彼をあなたちゃんは呼び止める
物語はここから始まった












あなたちゃん『しょーぉとー!!』



















"ショート"と呼ばれ、振り返るオッドアイの少年
そう、この子こそショートこと轟くんである









「?、、、どうした?」













コテンと首をかしげて、はてなマークを食べて浮かべる姿は幼いながら、なんとも魅力的だ




















『えっとね、、、
これ、お母さんと作ったの
鍛錬の合間にでも食べてっ』














美味しいかはわかんないけど、と付け足すあなたちゃん、



















そんな彼女を前にバッと後ろを向くショートくん














『ショート、、、?どうしたの?


あっ











もう他の子に沢山貰っちゃた、、、?』










ショートくんの顔を覗き込むあなたちゃんの顔はなんとも不安そうで、








そんなあなたちゃんの瞳に映ったのは、ポーカーフェイスの彼が珍しく頬を染めている姿のみ、








そんなショートくんの姿にあなたちゃんの不安は増し、あたふたしだす彼女



































「他のやつからは貰ってない。

それに













あなたのが食べたかった」



















自分が爆弾発言をしていると気ずいたショートくんはだんだんと声が小さくなっていく
















『そっかー、よかったぁ
私もショートにいちばん食べて貰いたかったからウィンウィンだね』








得意げにいって、ニイッと笑うあなたちゃん












『あっ、私そろそろ行くね
練習止めちゃってごめん!』







バイバイと言ってお互い手を振る

































































貰ったその小包を



大事そうに、
愛おしそうに





見つめるショートくんは小学生とは思えないほど大人びていたとのこと_______





















--------キリトリ線--------




ハァイ!



初の番外編でぇぇぇす








なんか微妙なんですけどそこは多めに見てやってください←










ちなみにちくわ星人は自分用にクッキー焼きました←聞いてない









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