あなたside
ミッド「_________さーて第2種目よ!!私はもう知ってるけど〜〜〜…
何かしら?!!言ってるそばから
コレよ!!!!」
〈騎馬戦〉
上鳴「騎馬戦…!」
蛙吹「個人競技じゃないけどどうやるのかしら」
あなた『待って、私中学んときめっちゃ騎馬戦得意だったんだけど?!』
上鳴「あー、夜空得意そう」
―――――――――――――――――――――――
ミッド「上位のやつほど狙われちゃう__________…
下克上サバイバルよ!!!」
みんなはペアを組みはじめ、ガヤガヤとし出す会場、
そこそこのポイント同士で組む人もいれば、高得点の人と組もうと、話しかけてる声もする、
こんな私も一応4位なわけで、さっきからチラチラと視線を感じる…
まぁ、私はショートと…_____
組むわけじゃないけど、
別に仲が悪くなったとかじゃなくて、ただ単に正面からぶつかってみたいっていう私のわがまま
轟「あなた、俺と…______」
聞きなれた声、
くるりと振り返り、ふんわりと笑う
あなた『…ごめんッ………あのね、ショート…わたし
"勝ってみたい"
ショートに、だから…』
ぽん、と頭に重みを感じて、ちらりと上を見ると、男子にしては白くて、細い綺麗な手____。
轟「ん、分かった。 その代わり
やるんなら、本気でこいよ」
あなた『もちろん!絶対負けないからなー』
轟「ッ望むところだ」
別れ際、
あなた『ありがとう、』
飛びっきりの笑顔でお礼を言って、時間もないのでパタパタとその場をはなれた
―――――――――――――――――――――――
ショートと別れて、"誰と組もうか"と、もう決まってるとこもあるみたいだし、クラスメイトと組むのは難しい……かもな、、、
ちょっと遠くで聞こえる、俺とくもーぜ。とか、私とやろ、なんかの言葉
誰だろ、こんな人気集めてるのは
ちらっと横目で様子をうかがう
クリーム色のつんつん頭につり上がった赤い目
あぁ、間違いない。爆豪くんだ
まだ決めてなかったんだ、なんて思いながらもまだ組んでない(と思われる)人を見ながら作戦をねる…
??「ばくごーおれとなんでどう??」
??「俺と組まねぇッ?!」
爆豪「あ゛ぁ?誰だてめェ」
??「心外ッッッ」
爆豪「俺はこいつらと、あと"番犬"と組む」
ん??
番犬????????
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!