第33話

No.32
629
2020/06/09 11:00
蛍くんの後ろを着いて歩いて約30分ぐらい経った
蛍くんの足を見ながら着いて行ったら急に立ち止まったのでぶつかってしまった

あなた「いだっ」

月島蛍「ちゃんと前見て歩きなよ」

あなた「ごめんなんで急に止まったの?」

月島蛍「着いたから」

と言って蛍くんはオシャレなカフェを指さした

あなた「.....ここに入るの?」

月島蛍「なんか文句ある?」

あなた「ううん意外だなって思って」

月島蛍「最近できた店でここのショートケーキが美味しいって書いてあったから食べてみたいと思ってたからちょうど良かったよ君の話もじっくり聞けるしね」

あなた「..........はい」

月島蛍「じゃあ入ろっか」

と言われたのでカフェに入った
カフェに入ると目の前にショーケースいっぱいにいろんなケーキが置いてあった
奥の方はアンティークな椅子とテーブルが置いてあって買ったケーキを食べている
大人の女性が多かった

月島蛍「突っ立ってないで早く選んでよ」

あなた「?うん!」

「どれにしようかな?」と迷っている私に目もくれず蛍くんはすぐさまショートケーキをじっくりと眺めていた

あなた「✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿蛍くん!!私決めたよ!」

月島蛍「ふっ何にするの?」

あなた「フルーツタルト!」

月島蛍「わかった」

と言うと定員さんを呼んだ

月島蛍「あなた飲み物は?」

あなた「レモンティーにしようかなって思ってるよ」

月島蛍「わかった
すみませんフルーツタルト1つと
ショートケーキが1つとレモンティーが2つ以上で」

定員さん「かしこまりました全部で1380円です」

そういう定員さんにお金を払う蛍くん

あなた「.......!!えっ蛍くん!!」

月島蛍「なに?」

あなた「スマートにお金払っててかっこいいって思ったけどレシートちゃんと貰ってよ!」

月島蛍「....////いやだ」

あなた「えっ?なんで!!」

月島蛍「今日は僕が誘ったから僕の奢り」

あなた「そんな悪いよ」

月島蛍「じゃあいつもマネージャー頑張ってる君にあげる感謝の気持ちとでも思えばいい」

あなた「....ありがとう」

月島蛍「ほらケーキきたよ」

あなた「ほんとだ」

と言って2人でケーキを持って1番隅っこの窓側の席に座った
席についてケーキを口に運んだ

あなた「~~っおいしい!」

月島蛍「思ってた以上に美味しい」

と蛍くんもショートケーキを食べて呟いた
そのあともフルーツタルトを食べていると
蛍くんがじっと私を見つめてきた

あなた「なんか顔についてる?」

月島蛍「.....別に」

あなた「?」

月島蛍「ねぇあの後からどうなの?」

あなた「あの後?」

月島蛍「熱出してから」

あなた「あー大丈夫だよ」

月島蛍「.....本当は?」

あなた「ギクッたまに熱出る時はあるけどこの前ほどじゃないよ」

月島蛍「なんで嘘つくの?」

あなた「だって」

月島蛍「だって何?」

あなた「言うほどの事じゃないから」

月島蛍「はぁ~毎回毎回言われたらイラってくるけどたまにならいいよ」

あなた「気が向いたら言うね」

月島蛍「体調が悪かったら絶対に言うこといい?」

あなた「......はい」

月島蛍「で話変えるけど王様と日向の喧嘩のことなんだけどだいたい予想はつくよ
どうせ王様から聞いてるんでしょ?
話してくれない?」

と言われたので昨日飛雄が言ってたことや
私が飛雄に言ったことを話した

月島蛍「へぇー意外だね」

あなた「なにが?」

月島蛍「君が影山に自分の意見を言うことが」

あなた「なんかその時はどう声掛けたらいいのかわからなかったから自分の意見言っちゃったんだ内心嫌われたか心配」

月島蛍「別にいいんじゃない?王様が君から離れたとしても僕もいるし」

あなた「まぁそうなんだけどね失いたくない存在っているじゃん」

月島蛍「前聞いた時は否定されたけど君は影山のこと好きなの?今の聞いてたら好きって言ってるのと同じだよ」

あなた「好きと言う気持ちをまだ詳しくは理解していないけど恋愛的に飛雄を見ていた時期があったのは事実だよでも諦めたって言うか
なんて言うか飛雄は今のバレーが好きな飛雄でいて欲しいと思ったから飛雄を好きな気持ちを消したんだよ」

月島蛍「....なんかごめん」

あなた「?謝る所ひとつもないよ(●︎´▽︎`●︎)」

月島蛍「ねぇフルーツタルトおいしい?」

あなた「美味しいよ!食べる?」

月島蛍「じゃあちょうだい」

と言ったのでフルーツタルトをフォークで切って刺した

あなた「はいあーん」

月島蛍「///自分で食べれるよ」

と言ってフォークをとって自分で食べた

あなた「ふふっ」

月島蛍「なに?」

あなた「可愛いなって思って」

月島蛍「バカにしてる?」

あなた「してないよ!」

月島蛍「あなた」

と呼ばれたので蛍くんの方を見ると1口サイズのショートケーキが刺さったフォークを私に突き出していた

あなた「食べていいの?」

月島蛍「ん....早くしてよね腕疲れてきた」

あなた「ありがとう(´○`*)あーん」

とショートケーキを食べた

あなた「~~っおいひぃ(おいしい)」

月島蛍「/////なっそうやって食べるんじゃないのに」

と頭を抱えている蛍くん
不思議そうに見ていると顔を真っ赤にしてキッと睨まれてしまった

あなた「えっ?なんかした?」

月島蛍「.....なんでもないし君に言っても無駄だから言わない」

あなた「気になるな」

月島蛍「もう食べ終わった?」

あなた「うん!ご馳走様でした」

月島蛍「ご馳走様」

と言って席をたち食器を返却口の所へ返しに行った
ふと時計を見ると5時を回っていた

あなた「時間ってあっという間に過ぎるよね」

月島蛍「なに急に変なこと言ってるの?怖いんだけど」

あなた「なんか酷くない!」

月島蛍「送ってく早く行くよ」

あなた「えっいいのに」

月島蛍「いいから早く行くよ」

と言われたので素直に送って貰うことにした

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お久しぶりです!

投稿サボってすみません

そろそろ主人公の恋愛も進めなきゃって思ってるんですけどねやっぱり書くの難しいです

では次回もお楽しみに

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