第14話

No.13
1,094
2020/05/09 14:53
昨日言われた通りにいつもの公園に7時半に行った

あなた「おはよう飛雄くん」

影山飛雄「はよ」

お互いに挨拶をして私たちは学校に向かった

あなた「昨日はありがとう助かりました」

影山飛雄「次からは泣く前に俺に言えよ」

あなた「うん」

そんな話をしていたら学校に着いた
教室の前に着いた

あなた「じゃあまた部活でね」

影山飛雄「あぁ」

そういうと飛雄くんは自分の教室に向かった

山口忠「あなたちゃんおはよう」

あなた「おはよう山口くん」

山口忠「昨日早めに帰ってたみたいだけど大丈夫?」

あなた「大丈夫だよ心配かけてごめんね」

山口忠「ううん大丈夫ならいいんだ」

月島蛍「今日は王様と登校したんだね」

あなた「うん休まれたら困るからって言われちゃって」

月島蛍「ふーん」

あなた「どうかした?」

月島蛍「いや別に」

2人と話していたら予鈴がなった
自分たちの席に着いた
授業中昨日自分が泣いた理由を探していた
大体は予想は付いてるんだけどね
不安なったんだな
克服したと思ってたけどそう簡単にはいかないよね
授業中にそんなことを考えているとあっという間に時間が過ぎた
ちなみに今は昼休み
今は山口くんと蛍くんと一緒に食べている
食べ終わってのんびりしていたら携帯がなった

プルルプルル

あなた「ごめんちょっと出てくるね」

山口忠「わかった」

月島蛍「.........」

あなた(もしもしどうしたの?若利くん)

牛島若利(昨日あなたが目を腫らして帰ってきたってお義母さんから連絡があったから)

あなた(えっ!)

牛島若利(何かあったのか?)

あなた(えっと大したことじゃないよ)

牛島若利(大したことじゃないなら話せるだろ)

あなた(Σ:(;゙゚'ω゚'):ギクッ!)

牛島若利(言ってみろ)

あなた(えっとその中学のことを思い出しちゃってそれで)

牛島若利(はぁ)

あなた(えっ若利くんも呆れたの!?)

牛島若利(いや虐められたとかじゃなくて良かった)

あなた(心配してくれてありがとう)

牛島若利(あぁじゃあ切るぞ)

あなた(あっねぇ若利くん)

牛島若利(なんだ?)

あなた(その若利くんはスパイスを打った時にずっとブロックされたらどうする?)

牛島若利(?俺がブロックされることはないだが俺の後ろにはチームメイトがいる)

あなた(そっかそうだよねブロックされたらブロックを破るまで打てばいいんだ)

牛島若利(それがどうかしたのか?)

あなた(ううんこっちの話ありがとう)

牛島若利(あぁじゃあ元気でな)

あなた(若利くんもね)

プツ

なんだ単純なことじゃんか
私は教室に戻った

山口忠「誰からだったの?」

あなた「えっとねお兄ちゃんだったよ」

山口忠「そうだったんだ」

あなた「あれ?蛍くんは?」

山口忠「ツッキーならトイレに行ったよ」

あなた「そうなんだあっ蛍くん」

月島蛍「じー( ⚭-⚭)」

あなた「?どうかしたの?」

月島蛍「別に相変わらず小さいなって思っただけだよ」

あなた「えっ!!蛍くんがデカいだけじゃん」

山口忠「もうすぐでチャイムなるから座った方がいいんじゃないかな?」

あなた「あっほんとだありがとう山口くん」


放課後

影山飛雄「あなた部活行くぞ」

あなた「うん!」

影山飛雄「昼休み東峰さんのところに行ってきた」

あなた「そうなんだどうだった?」

影山飛雄「多分大丈夫だと思う?」

あなた「なんで疑問形なの?‪w」

影山飛雄「微妙だからだよ!」

日向翔陽「影山!!トス打ってくれ」

影山飛雄「わかった」

私はジャージに着替えてドリンクとかタオルとかゼッケンとかの用意をしていた
体育館では日向と飛雄くんがスパイクの練習をしていた
先輩たちが来た時に昨日のことを謝ったら大丈夫だよって言ってくれました

ガチャ

武田一徹「お疲れ様」

澤村大地「集合!えっ?」

武田一徹「紹介します今日からコーチをお願いする烏養くんです」

あなた「💭コーチ?!」

澤村大地「コーチ!?本当ですか?」

烏養繋心「音駒との試合までだからな」

田中龍之介「えっでも坂ノ下商店の兄ちゃんだよなほんとにコーチ?」

武田一徹「彼は君たちの先輩であの烏養監督のお孫さんです」

みんな「ええっ!!Σ(゚д゚;)」

日向翔陽「でも店の名前坂ノ下じゃないんですか?」

烏養繋心「母方の実家の店なんだよ時間ねんださっさとするぞお前らがどんな感じか見てぇから6時半からゲームな相手はもうよんである」

田中龍之介「え?あいて?」

烏養繋心「烏野町内会チームだ」

烏養繋心「くそぉ出やしねぇやっぱり平日のこの時間じゃ難しいか」

?1「うぃーす」

と男の人が4人入ってきた

あなた「誰だろ?」

男の人たちはいっせいに足を出して

?1「チーム町内会」

4人「参上!」

烏養繋心「おっ悪いなお前ら急に来てもらって」

月島蛍「町内会って言うからもっとおっさんかなって思ってたのに」

山口忠「俺も」

あなた「結構若いよね」

山口忠「びっくりした!」

あなた「えっ!そんなに!」

月島蛍「急に出てこないでよ」

あなた「酷いよ!」

山口忠「マネージャーの仕事は?」

あなた「ドリンクとかは準備し終わったからあとはゲームの記録だけだと思うよ」

山口忠「そうなんだ」

烏養繋心「そろそろ始めるぞ」

みんな「おーす」

日向翔陽「試合だ!!」

あなた「日向テンション高い」

清水潔子「あなたちゃん記録つけお願いしてもいいかな?」

あなた「はい任せてください」

清水潔子「ありがとう」

烏養繋心「ん?なんだ?お前どうした?」

西谷夕「!?」

澤村大地「あっすみませんそいつはちょっと」

烏養繋心「なんだ?わけアリか?怪我か?」

澤村大地「あっいやそういう訳じゃないんですけど」

烏養繋心「なんだよ怪我じゃねえのよくわかんねぇけど町内会チーム入ってくれよこっちのリベロは仕事で来れねぇんだよ」

澤村大地「あぁそれなら」

あなた「💭西谷先輩参加するんだ」

日向翔陽「ああ!旭さんだ」

みんな「!!」

日向翔陽「あさひさーん」

東峰旭「げっまたこいつ俺は」

烏養繋心「あぁ?なんだ遅刻か?舐めてんのかポジションどこだ?」

東峰旭「ウィングスパイカー」

烏養繋心「人たんねぇんださっさと入ってアップとれすぐすぐ」

それから町内会チームに東峰先輩と菅原先輩と西谷先輩が入って試合スタート
東峰先輩にボールが行きスパイクを打つ

バンッ

あなた「💭飛雄くんが弾き飛ばされてる相当重いんだ」

でもスパイクはブロックされたその時
ポンッ
ボールが上がった

あなた「えっ!?💭ブロックフォローうま!」

西谷先輩がブロックフォローをして再びボールが上がった

西谷夕「壁に跳ね返されたボールも俺が拾ってみせるからだからだからもう一度トスを呼んでくれ!!エース!!」

あなた「っ!!💭菅原先輩は誰にあげる?!あそこだったらレフトからのオープンが確実だけど」

影山飛雄「菅原さん!もう1回決まるまで」

東峰旭「すがぁぁぁ!!もう一本」

あなた「!!💭ネットから少し離れた高めのトス」

東峰先輩にトスが上がった
そしてバンッ

あなた「💭決まった!!」

勢いよくたってしまった
急に恥ずかしくなり急いで座った

3人ともすごく笑顔だった
東峰先輩のスパイクが決まったあと飛雄くんがトスを日向に上げて打った
相変わらずすごい速さだ

烏養繋心「おい今なんでそこに飛んでたちんちくりん」

あなた「💭(。・w・。 ) ププッ」

日向翔陽「どこにいてもトスが来るからです」

烏養繋心「なんだお前ら変人か?」

そのあとも東峰先輩のスパイクが決まったり
日向や田中先輩が決めたりとしていたけど1セット目は町内会チームが取った

2セット目が始まった
でもなんか日向の様子がおかしい
上の空?みたいな

澤村大地「日向もうちょっと下がれ」

あれ?日向澤村先輩の指示聞こえてないの?!

あなた「やばい」

そう思った時にはもう遅かった
東峰先輩のスパイクが日向の顔面に入った

あなた「日向大丈夫?」

日向翔陽「大丈夫ですすみません」

澤村大地「ほんとか念の為に休憩を」

日向翔陽「ほんとに大丈夫ですちょっとかわしきれなかっただけで大したことは顔面受け慣れてるし」

菅原孝支「慣れるなよ」

そういった会話をしていたら

日向翔陽「ビクッ」

と驚いていたので後ろを見ると凄い顔で怒っている飛雄くんがいた

影山飛雄「なにボケっとしてた試合中に」

影山飛雄「俺は知ってるぞエースはかっこいいけど自分の1番の武器は囮なんて地味でかっこ悪い自分に東峰さんみたいなタッパとパワーがあればエースになれるのに」

日向翔陽「そんなこと思ってない!かもないけど」

影山飛雄「エースがいるってわかってから興味とか憧れとかの他に嫉妬してただろ」

日向翔陽「うぅ」

影山飛雄「試合中に余計なこと考えてんじゃねぇぞ」

日向翔陽「羨ましくって何が悪いんだ元々デカいお前にはわかんないんだよ!」

澤村大地「おい!」

先生「おーいバレー部そろそろ終了の時間だぞ早く片付けを」

武田一徹「すみませんこの試合が終わるまで」

先生「でも時間が」

武田一徹「僕が責任をもって閉めますので無理言ってすみません」

澤村大地「先生すみません」

武田一徹「( *˙ω˙*)و グッ!」

田中龍之介「武ちゃんかっこいい!!」

澤村大地「よしじゃあ続き始めよう」

みんな「おす」

再び試合が始まった

影山飛雄「あの次こいつにトスあげるんで全力でブロックください」

そう言って日向を指した

あなた「💭何するつもりなんだろ」

影山飛雄「今のお前はただちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそだ大黒柱のエースなんかにはなれねぇ」

田中龍之介「おい」

影山飛雄「でも俺が居ればお前は最強だ」

日向翔陽「え?」

影山飛雄「東峰さんのスパイクはすげぇ威力もあって3枚ブロックだって打ち抜ける」

東峰旭「えっ!でも毎回じゃないし」

西谷夕「動揺しすぎっす」

影山飛雄「じゃあお前はどうだ?お前は俺がトスを上げた時ブロックに捕まったことがあるのか?」

そしてサーブが打たれた


あなた「💭3枚の大きいブロックどうする」

影山飛雄「かわせ!!それ以外にお前ができることあんのか」

あなた「え?」

飛雄くんがそういうと日向はものすごいスピードでブロックをかわしてスパイクを打った

影山飛雄「お前はエースじゃないけどそのバネとスピードと俺のトスがあればどんなブロックとでも勝負できるエースがうち抜いた1点もお前がかわしていれた1点も同じ一点だエースって言う冠がついてなくてもお前は誰よりもたくさんの得点をたたき出してだからこそ敵はお前をマークして他のスパイカーはお前の囮のおかげで自由になるエースもな ねぇ!!」

田中龍之介「おうそうだぞ日向お前の囮があるのとないのとじゃ俺たちの決定率が全然違うんだぞ」

影山飛雄「それでもお前は今のお前の役割がかっこ悪いと思うのか」

日向翔陽「ぉもゎなぃ」

影山飛雄「あぁ?」

日向翔陽「思わない!!」

影山飛雄「よし!」

飛雄くんと日向が中断させたことを謝罪してまた試合が再開
町内会チームのサーブからメガネの人がサーブを打つ

あなた「💭ジャンプフローター!!」

案の定日向は取れなかった
それから4点連続でフローターサーブで取られたけど5回目のサーブで澤村先輩がレシーブをした日向に上がると思ってブロックに飛んだがボールは田中先輩へ決まったと思ったけど西谷先輩のレシーブで拾われ最後の最後は東峰先輩が菅原先輩にトスを呼んでブロックを吹っ飛ばし見事町内会チームの勝利

試合が終わり町内会の人達も帰った

烏養繋心「とにかくレシーブだそれが出来なきゃ始まんねぇ明日からみっちりやるからな」

みんな「おす」

澤村大地「あざした」

みんな「あざした」

烏養繋心「おうストレッチサボんなよ」

それからみんなはストレッチを始めた

あなた「あの烏養監督これさっきの試合の記録です」

烏養繋心「おうありがとな」

パラッと烏養監督がノートを開けた

あなた「では」

と立ち去ろうとした時

烏養繋心「おいまてなんだこのノート」

あなた「え?すみませんなんか間違ってましたか?」

烏養繋心「いやちげぇーよ記録は完璧だその後だよなんだこれ選手一人一人の得意なことと苦手なことまで書いてあるじゃねぇーか」

あなた「えっ?あぁ!ほんとだすみません癖でつい」

烏養繋心「癖っていつもお前が記録書いてるのか?」

あなた「いいえ今日が初めてです」

烏養繋心「は?試合の時間だけで書いたのか」

あなた「そうです」

烏養繋心「おまえ名前は?」

あなた「牛島あなたです」

烏養繋心「うしじま?どっかで聞いたことあるなてかお前見たことあるな?」

あなた「見間違えだと思います」

烏養繋心「まぁいいお前これからも記録書く時だけじゃなくて暇がある時かいとけるか?」

あなた「別に構いませんけど」

烏養繋心「じゃあこれから頼むな」

あなた「わかりました」

そう言って片付けをしてみんなが円陣を組んで
その日の練習は終わった

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投稿する時間が遅くなってすみません
今回も結構長いです
次回もお楽しみに















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