第11話

No.10
1,123
2020/05/07 13:52
武田一徹「お疲れ様みんなちょっと聞いて!」

武田先生がそういうとみんな先生の周りに集まって

武田一徹「みんな今年もやるんだよねGW合宿!」

澤村大地「はいまだまだ練習が足りないですから」

武田一徹「それでね( *´艸`)GW最終日なんだけど練習試合組めました!!」

みんな「おぉ!」

田中龍之介「すげぇ頼もしいな武ちゃん!!」

菅原孝支「相手はどこですか?」

武田一徹「東京の古豪音駒高校たしか通称ネコ」

日向翔陽「ネコ?」

田中龍之介「俺らも話だけは聞いててよ前の監督同士がライバルでよく遠征に行ってたんだと」

日向翔陽「ほぉ」

菅原孝支「そうそう名称猫VS烏
ゴミ捨て場の決戦」

月島蛍「それ本当に名称だったんですか?」

澤村大地「でもここしばらく接点なかったのにどうして今?」

武田一徹「うん詳しいことは後で話すけど音駒って言う好敵手の名を聞いてどうしても因縁の再戦をやりたかったんだ相手が音駒高校ってなればきっと彼も動くはず」

あなた「💭彼?」

澤村大地「よしせっかくの練習試合だ無駄にしないように気合い入れるぞ!」

みんな「おっす!」

田中龍之介「東京かシティーボーイめ
けちょんけちょんだぜ」

月島蛍「シティーボーイ(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ」

田中龍之介「うるっせえ月島てめぇこら」

みんな練習試合って聞いてテンションが高くなってる西谷先輩は東峰先輩のことを気にして部活には参加できませんって言ってたけど合宿は参加してくれって澤村先輩に言われていた
西谷先輩が「旭さんがいないのに試合に出て勝ったら旭さんがいなくても大丈夫って感じがして嫌なんです」って言う言葉を東峰先輩にも聞いて欲しかった
そのあとの練習はいつも以上に気合が入っていた練習が終わり片付けをして少し外で風に当たっていた

影山飛雄「おいあなたお前今日一緒にってなんでそんな泣きそうな顔してるんだよ」

あなた「えっ?」

頬に手を当てると涙の粒が着いていた

あなた「ほんとだなんで泣いてるんだろ?」

影山飛雄「はぁほら」

飛雄くんがそういうと頭の上にタオルが乗った

あなた「えっ悪いよ大丈夫だから」

影山飛雄「いいからそのままそこにいろよマネージャーの仕事は?」

あなた「いまさっき終わった」

影山飛雄「お前の荷物とってくるから」

あなた「自分で取りにいけるよ」

影山飛雄「その顔のまんまで行くのか」

あなた「..........」

影山飛雄「わかったならそこにいろよ帰りながら話聞いてやるから」

あなた「わかった」

そう言うと飛雄くんは走って荷物を取りに行ってくれた

影山side

少し残って自主練しようと思ったからあなたに伝えに行くために外に出た

影山飛雄「おいあなた今日お前一緒にって何泣きそうな顔してるんだ?」

あなたの顔を見ると今にも泣きそうな顔をしてた自分でも気づいてなかったらしく自分の頬に手を立てて涙が着いてやっと理解したらしい

あなた「ほんとだなんで泣いてるんだろう?」

俺に聞かれてもって思い

影山飛雄「はぁほら」

俺は肩にかけてたタオルをあなたの頭に乗せたあいつは

あなた「えっ悪いよ」

とか言ってたけどそんなの知るか!
って思ったが抑えて結果的に今あなたの荷物を取りに行ってる

影山飛雄「清水さん」

清水潔子「?どうかした?」

影山飛雄「あなたの荷物取ってもらってもいいですかあいつ体調悪いみたいで」

何かを察してくれたらしい清水さんは走ってあなたの荷物を取りに行ってくれた
俺は自分の荷物を取り体育館に戻って
清水さんを待っていた

日向翔陽「おい影山自主練どうすんだ?」

影山飛雄「あぁ?今日は無理だあなたを家まで送って帰るから」

日向翔陽「えっなんでだ?体調悪いのか」

そう日向が大きい声で言ったから周りにいた先輩とかが気になって集まってきた

影山飛雄「大丈夫だ多分そんなに心配いらないと思う」

日向翔陽「そっか」

周りの先輩もそれを聞いてほっとしたらしい

清水潔子「影山はいこれあなたちゃんの荷物」

影山飛雄「あざっすじゃあ先に失礼します」

そう言って俺はあなたが待ってる所へ走った

影山side終了

あなたちゃんside

20分くらい待ってたら飛雄くんが走ってきてくれた

影山飛雄「ほら帰るぞ」

と手を差し伸べてくれたので私は手を握った
何も喋らずに手を繋いだまま私のペースに合わせながら歩いてくれた
いつも朝練の時に集合してる公園が見えた時に

影山飛雄「今日話せるなら公園よって聞いてやるけどどうする?もう帰りたいか?」

あなた「ううん話せるから今は今だけは1人にしないで」

そう言うと飛雄くんは振り返って少し微笑んでから私の頬に手を当てて涙を拭ってくれた

影山飛雄「わかった」

私たちは公園に着くとベンチに座った

影山飛雄「自分と重なったのか?」

あなた「.......うんごっ...めん...ね」

泣きながらそう言った

影山飛雄「謝らなくていいからゆっくり話してみろ今日は最後まで聞いてやる」

私はコクリと頷いた

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次回はあなたちゃんの過去について書こうと思います
お楽しみに



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