第24話

No.23
857
2020/05/23 02:51
インターハイ予選2日目の3回戦で青城に負けたけどみんな気持ちを入れ替えて次は春高を目指すと言って練習を頑張っている
今はゲームをしている
私はドリンクとタオルを出して清水先輩が記録をとっている
ひと試合が終わってもまだやりたいないらしく
何回も烏養監督にお願いをしていた

あなた「清水先輩試合どんな感じですか?」

清水潔子「今の所は白チームが勝ってるよ」

あなた「そうなんですか」

烏養繋心「でもやっぱり外のチームとの練習試合が足りないもっと経験を積まないとな」

ガラガラ←ドアが開いた

バタッ←武田先生が転けた

あなた「大丈夫ですか!?」

日向翔陽「先生?!」

田中龍之介「武ちゃん!?」

武田一徹「いっ行きますよね」

日向翔陽「どこに?!」

影山飛雄「鼻血出てます!」

武田一徹「東京!」

日向翔陽「東京ってもしかして音駒ですか?」

影山飛雄「練習試合っすか」

武田一徹「うんでも今回は音駒だけじゃないんだ梟谷学園グループ音駒を含む関東の数高で出来ているグループで普段から練習試合などを盛んに行っているそうなのですが今回猫又監督の計らいでその合同練習試合に烏野も参加させてもらえることになりました」

烏養繋心「そういうグループは昔から積上げた関係性みたいなもんでできてるからツテなしではなかなか入れるもんじゃないから猫又監督に感謝だな後しつこく頼んでくれたであろう先生にもな」

武田一徹「いや僕はそんな烏養監督のお名前があってこそなので」

みんな「あざーす」

武田一徹「この数年で県内で交流していた学校とも疎遠になってしまった当時の烏養監督と親しかった指導者が変わってしまった学校も少なくないですこのチャンス生かさない手はないです」

みんな「おーす」

あなた「(.........東京)」

武田一徹「でも向こうはインターハイ予選が今週なのですぐって訳では無いです後お誘いを頂いている段階でして色々承諾を貰わないといけないことなど細かいことはまた後でお話しますねとりあえずみんなの意思は」

澤村大地「もちろん」

みんな「行きます」

武田一徹「あっじゃあ僕これから職員会議なので行きますね烏養くん後よろしくお願いします」

烏養繋心「さっさと片付けて帰れよ」

みんな「うす」

清水潔子「あなたちゃん」

あなた「どうかしました?」

清水潔子「マネージャーを改めて募集しようと思ってるからクラスとかで部活入ってない子に声掛けてもらってもいいかな?私も昼休みに行くから」

あなた「わかりました明日クラスの子に聞いてみます」

翌日の昼休み

あなた「(・・*悩)。。oO」

山口忠「どうかしたの?」

あなた「あのね昨日清水先輩にマネージャーをもう1人募集したいからクラスで部活入ってない子に声掛けてみてって言われたんだけど見事に全員に断られたから」

山口忠「2人じゃ大変なの?」

あなた「1人よりはマシだけど多分引き継ぎとか来年のこと考えてだと思う」

月島蛍「( '-' )じー」

あなた「どうかしたの?蛍くん」

月島蛍「ねぇ最近ちゃんと寝てる?」

あなた「え?なんで?」

月島蛍「前より目の下にクマできてるしお弁当も全然食べてないから」

あなた「よく見てるね」

月島蛍「感心してるんじゃなくて答えてよ」

あなた「テストも近いから勉強頑張ってるの」

月島蛍「頑張ってる割には授業中寝てるよね」

あなた「ギクっ」

月島蛍「まぁ程々にしなよ」

ポンッ←頭に手を置かれた

山口忠「ツッキーどこ行くの?」

月島蛍「トイレ」

あなた「蛍くんって意外と人を見てるんだね」

山口忠「うん」

あなた「あっそうだ山口くんは前よりサーブ入るようになったよね」

山口忠「うん!でもやっぱりフローターサーブは微妙なんだ」

あなた「焦らず落ち着いて自分のペースを乱さないことがジャンプフローターサーブのコツかなまぁできるまでには時間がかかると思うけど頑張ってね」

山口忠「ありがとう」

あなた「じゃあ私清水先輩のところ行ってくるね」

山口忠「じゃあね」

あなた「清水先輩」

清水潔子「あなたちゃんどうだった?」

あなた「私のクラスはダメでした」

清水潔子「そっか日向も手伝ってくれるみたいだから明日また来るねありがとう」

あなた「はい私もほかのクラス当たってみます」

と清水先輩と別れた
廊下を歩いて教室に向かっていると

フラッ

あなた「!?」

倒れそうになったけど咄嗟に壁に手をついたのでギリギリセーフ

あなた「(頭が痛い後で薬飲んどこ)」

と薬を飲んで治まったので残りの授業を受けたけど寝てしまった

月島蛍「ねぇ起きなよ」

あなた「蛍くん?」

山口忠「大丈夫?あなたちゃんすごく顔色悪いよ」

あなた「そうかな?早く部活行こっか」

月島蛍「ねぇ無理ならいいなよ」

あなた「ありがとう」

今日は最初坂道ダッシュを10本のはずだったんだけど

あなた「えっ?また迷子ですか?」

澤村大地「あぁそのうち帰ってくると思うんだが」

あなた「私探してきますよ」

清水潔子「あなたちゃん私が行くよ」

あなた「いえいえ大丈夫ですよもう全部用意し終わってますしでは行ってきます」

澤村大地「1人誰かついて行った方が」

あなた「大丈夫ですよ」

菅原孝支「気をつけろよあなた」

あなた「はーい」

と体育館を出て坂道ダッシュを行ったことろを真っ直ぐに行き若野三丁目まで来た
結構前だけどオレンジ頭と黒髪の男子が誰かに着いて言ってるみたい

あなた「多分あれ日向と飛雄くんだよね」

確信はないけど多分そうだから私もついて行ったそしてたどり着いたところは白鳥沢

あなた「また来てしまった早く日向と飛雄くん探して帰ろ」

そこら辺を歩いていると話し声が聞こえた
そこにはボールを若利くんに押し付けて

日向翔陽「コンクリート出身日向翔陽あなたをぶっ倒して全国へ行きます」

と若利くんに宣戦布告をしている日向がいた

あなた「日向!飛雄!」

日向and影山「ビクッ」

影山飛雄「お前なんでk」

牛島若利「あなたなんでここにいる?手伝いに来たのか?」

あなた「違うよ若利くん迷子2人を見つけに来たの」

影山飛雄「お前牛島さんと知り合いなのか?!」

あなた「知り合いというかなんというか」

牛島若利「あなたは俺の妹だ」

日向and影山「えっ?えぇ!!!!」

あなた「若利くん言うタイミングを考えてよ」

牛島若利「すまん」

あなた「大丈夫だよ私の目的は迷子2人を見つけることだからじゃあ2人とも帰るよ」

日向翔陽「うす」

影山飛雄「うす」

牛島若利「あなた少し話さないか?」

あなた「少しだけならいいよ2人とも先に行ってて」

日向翔陽「わかった行くぞ影山」

影山飛雄「あぁちゃんと来いよあなた」

あなた「わかってるよ」

と言って2人は走っていった

あなた「話ってどうしたの?」

牛島若利「............」

あなた「?」

ギュッと後ろから誰かにハグをされたので振り返ると天童くんがいた

あなた「天童くん!?」

天童覚「捕まえた後ろから見てたよ走っていくところいつもより遅いしフラフラしてるし」

あなた「ギクッ見間違えじゃないかな?」

天童覚「でも抱きついてわかったよ熱あるでしょ」

あなた「..........ない」

牛島若利「ないのなら測ってみろ」

あなた「遠慮しときます」

牛島若利「無理やり脇に挟むか自分で挟むかどっちがいい」

あなた「自分で挟みます」

と言って用意しいたのか天童くんがポケットから体温計を出してきて私に差し出したので自分で脇に挟んだ

ピピピ

牛島若利「何度だ?」

あなた「えっとーあっ返してよ」

天童覚「ダメあなたちゃん熱出る時毎回書いてあるのと違うこと言うから」

牛島若利「天童何度だ?」

天童覚「37度3」

牛島若利「結構高いな」

天童覚「ちゃんと寝てる?目の下クマができてるし無理しちゃダメだよ」

あなた「うんじゃあ私も学校に戻るから」

牛島若利「送っていく」

あなた「大丈夫です」

牛島若利「監督にはもう一度ロードワークに行ってくると言っておいてくれ天童」

天童覚「わかったあなたちゃんのことよろしくね若利くん」

と言わて今私は若利くんと一緒に歩いている
熱を出した私が悪いのはわかっているけれど
ここまでしてくれなくても良かったのに

牛島若利「義母さん心配してたぞ」

あなた「え?」

牛島若利「いつも夜遅くまで起きててご飯も全然食べないから」

あなた「そうだったんだ」

牛島若利「あなたがチームのために頑張ってる事は俺でも分かるだが体調を崩しては意味が無いぞ」

あなた「そうだね私も焦っちゃったんだろねありがとう教えてくれて」

牛島若利「あぁ着いたぞ体育館まで一人で行けるか?」

あなた「うん大丈夫だよありがとうまたね」

牛島若利「気をつけろよ」

と私は烏野に着いて体育館に向かっているけど
でもやっぱりフラッと倒れそうになった


あなた「(やばい倒れる)」

牛島若利「あなた!」

と大きい声で呼ばれる私の名前
でも倒れなかった横を見ると蛍くんが立ってた

月島蛍「だから言ったよね無理ならいいなよって」

あなた「ごめん歩けないから肩貸して」

月島蛍「最初からいいなよ」

と肩を貸してくれるのかと思ったのに一気に体が浮いた蛍くんにお姫様抱っこされてしまった

あなた「そこまでしなくていいよ!!」

月島蛍「病人は黙ってて」

あなた「はい」

と体育館まで運ばれた


パチッ

あなた「ここどこだろ?」

月島蛍「あっ起きた」

あなた「おはよう蛍くん」

月島蛍「うん熱計って」

あなた「わかった」

ピピピ

月島蛍「貸して」

あなた「うわっ」

月島蛍「37度かさっきより下がった」

あなた「私烏野で体温測ってないよ」

月島蛍「運んできた時に清水さんに言って測ってもらったの」

あなた「何度だったの?」

月島蛍「37度8」

あなた「結構あったねでももう元気だよまだ練習続いてる?」

月島蛍「うんでもそろそろ来るんじゃない?」

あなた「何が?」

バンッと勢いよく扉が開いたと同時にみんなが私に向かってくる

あなた「ちょっまって」

潰されるって思って目をつぶった時

澤村大地「コラっ止まれ!」

と聞こえたのでゆっくり目を開けると涙目の西谷先輩や田中先輩その他のみんながピタリと止まっていた

月島蛍「一応病人なんで静かにしてください」

澤村大地「あなた熱は?」

あなた「下がりまs」

月島蛍「37度ですさっきよりは下がってますよ」

あなた「遮らなくてもいいじゃん」

月島蛍「君が変な嘘つくからでしょ」

あなた「うっ」

澤村大地「あなたいいか?」

あなた「はい?」

澤村大地「牛島若利と兄妹だった話はまた後でゆっくり話そうな」

あなた「バラしたの!?」

日向and影山「プイッ」

澤村大地「体調が悪いなら悪いって言えよ今回は月島や山口が知ってたから良かったが誰もいない場所で倒れられたらみんな心配するからな」

あなた「はいすみません」

澤村大地「分かればいい」

ポンっと頭を撫でてくれた

あなた「部活もう終わったんですか?」

菅原孝支「後はミーティングだけだよ」

あなた「そうなんですか」

澤村大地「出れるか?」

あなた「はい!」

と言って部屋を出た

あなた「ここ部室だったんだ」

月島蛍「知らなかったの?」

あなた「うん蛍くん運んでくれてありがとうニコッ」

月島蛍「/////うん」

そんな話をしながら体育館へ向かった

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今回も長いですね
最後まで見てくれてありがとうございます
次回もお楽しみに

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