第2話

処女と野獣
そしてヨンジュンが居そうな所_保健室、空き教室、裏庭など_を見て回った




アナタ
(靴あるから校内なんだけど…)
ヨンジュンの姿はどこにもなく、諦め混じりに教室に戻るあなた




ふと、立ち止まる
アナタ
(…あ…屋上まだ見てないや…)
思い出したあなたはきびすを返し、階段を上がっていった
アナタ
…!
階段を上がっていくと、屋上前の踊り場に人の足が見えた。
アナタ
(ヨンジュン君だ…)
緊張する気持ちを、深呼吸で落ち着けてあなたは踊り場まであがった




そこには大きめのヘッドフォンで音楽を聴いているヨンジュンの姿があった

アナタ
あ…いた
ヨンジュン
ヨンジュン
…何か用?
低い声で睨まれて、落ち着けたはずの鼓動が㌧㌧と拍子を打つ
アナタ
あ、の…先生が探しに来いって
ヨンジュン
ヨンジュン
なんでお前?
アナタ
…隣の席だから
ヨンジュン
ヨンジュン
なんだ、そんだけ
ヘッドフォンを外すとヨンジュンは首を2、3度捻ってダルそうに肩を拳で叩いた
ヨンジュン
ヨンジュン
…で?
アナタ
…教室、戻って
ヨンジュン
ヨンジュン
あぁ、わかった
アナタ
……へ?
あまりにあっさりなヨンジュンの答えに少し驚いた
アナタ
え…と…じゃ、戻ろ…?