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第1話

処女と野獣
休み時間終了のチャイムが鳴り、生徒たちが次々に教室に入ってきた




ほとんどが着席した頃に、小脇に教科書類を抱えた男性教師が入ってきて教壇に立つ




セイト
きょうつけ、れい
センセイ
休みは?
セイト
いません
センセイ
そこの席誰だ?
先生は教室の1番後ろの1つ空いた席を指さした
セイト
ヨンジュン君です
センセイ
またヨンジュンか…どうしょうもないな
空席の主はチェ・ヨンジュン




学校1の問題児と言われる彼は1日まともに授業を受けたことがない




最初から1匹狼で、あまり人を寄せ付けなかった
セイト
…ったく…誰か…あなた探しに行ってくれ
アナタ
え?何で私が!?
センセイ
隣の席じゃないか。あ、前の席のスビンでもいいぞ?
スビン
は!?俺一度もヨンジュンと話した事ないし!
アナタ
私もだもん!
スビン
ボムギュこの前話してたよな?
ボムギュ
先生に伝言頼まれただけだし!
ボムギュ
やっぱスビンが行けよ
スビン
嫌だよ!ここは女子が…
ボムギュ
そうだよ、いくらヨンジュンでも女子には手あげないだろ
スビン
じゃああなたじゃん
アナタ
なんでっ!
センセイ
皆もこう言ってるし、誰が行ったって同じだ。あなた行け
アナタ
…はい
あからさまに役目を押し付け合う中、先生にまで言われあなたは渋々教室を出た。