あの、マイキー君。その、なんで俺の事なんか気に入ったんすか?
くっだらねぇ質問
あぁ、すいません。。
俺、10個上の兄貴が居てさ、死んじまったんだけどね。
!!
無鉄砲な人でさ、自分より全然強え奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの。
へぇ〜かっけぇ人だったんすね。
タケミっち兄貴に似てる(*^^*)
え、そ、そんなかっこよくねぇっすよ笑
確かにタケミっちみたくダサくねぇな
それは酷いっす
マイキーは土手に座り、淡々と話を始めた。
今って、不良がダセェって言われる時代だろ?
兄貴の時代はさ、この辺りにもすっげぇ数の暴走族がいてさ、その辺をチョッカンコール鳴らして走ってた。皆肩肘張ってさ、喧嘩ばっかしてでも自分のケツは自分で拭いて、そんな奴らがなんでダセェんだ?
だから俺が不良の時代を作ってやる
お前もついてこい
俺はお前が気に入った。花垣武道。
喧嘩強え奴はいくらでもいんだよ。でもな、譲れねぇもんの為ならどんな奴にでも盾つける。お前みたいな奴はそう居ねぇ。
考えとけよ。タケミっち。
かっこいいよね。私もつい最近まで、あの人達の存在を忘れてた。私は真っ直ぐなマイキーについて行きたくて、学校に縛られたく無かった。
え?学校?
うん。私さ、昔友達作ろうと必死でさ、思ってもないことなのに、「だよね~」とか、「分かる~」とか言って学校の「居場所」を作ってた。
でも、だんだん笑顔を作ってるうちに自分を見失って、自分がどういう人間か分からなかった。
そしたら、マイキーやケン兄が強いって、凄いって言ってくれて、頭を撫でてくれた。
嬉しかった。そんなマイキーやケン兄が大好きなの。初めて大好きを教えてくれた大好きな人達なんだ!٩(*´︶`*)۶
そうなんすね。。
あなたの下の名前ー行くよー?
うん!わかった~
じゃあね!タケミっち!
あ、うん!ばいばい!あなたの下の名前!
(そういえばあなたの下の名前って今ではどうなってるんだ?)
続く___
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 青春・学園
研磨の妹 、 天使らしい [ 完 ]
研磨の妹 ,バレー部のマネージャーやるってよ . ※ 二次創作 ※ 夢小説
favorite 60,142grade 9,714update 4日前 - ノンジャンル
失敗作少女
冷炎を恨んだ
favorite 165,394grade 11,700update 5時間前 - ファンタジー
最強、入隊します。
十三歳にして最強、 最速の呼吸の使い手。
favorite 27,527grade 4,208update 2024/03/25 - ノンジャンル
梵天のメイドは狂ってる
⚠︎微㊦🔞 マ「今日からコイツ、メイドとして雇う。」 『よろしくお願い致します。』 最初、俺達は普通のメイド思っていた。 見た目と反してめちゃくちゃ____。
favorite 18,245grade 5,303update 2日前 - ファンタジー
迎えを待ってたら疑われました。
「お酒は好き?」 『それなりには。』 「黒がお好きなんですか?」 『まあ…仕方なく着てるって感じですね。』 「(怪しい…)」 何で??? __________________ 新作総合ランキング 最高2位 新作ファンタジーランキング 最高1位 デイリーファンタジーランキング 最高1位
favorite 210,773grade 9,573update 6日前
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るmeiyoオーディオドラマ&主題歌 原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ホラー
下剋上教室
どの学校にもスクールカーストは存在する。 口にしなくても存在する。 クラスであまり目立たない桃香。 上手く馴染めない中、小学校が同じだった紅音が来て、1人を回避。 だが、紅音はトップの沙月に反抗し、いじめられることに…。 紅音を助けられなかった桃香。 「私がトップだったら紅音は…。」 そして、カーストの頂点を目指すことを決め…。
- 恋愛
僕にキミへの愛を語らせるな
後ろの席の男子が泣いていた…。 彼は学校一のモテ男と噂される「黒須 洸」 彼の涙の意味が気になり出してしまった私…。 そして、私は、ある事件をきっかけに彼の正体を知ることになる。 交わらなかったはずの 私と彼の物語が動きだす。 【後編↓↓】 https://novel.prcm.jp/novel/PL4yQDzVvwA2p4Gi5zBz 2020.12.27 キャプチャタイトルを変更しました 2021.2.5 タイトル一新|ω・`) 【イラスト】 立ち絵素材 わたおきば 様 表紙 ミカスケのお絵描き 様 Pixabay 様
- ファンタジー
クリスマスに家に来たのはサンタの息子
その日はクリスマスイブ。キロ・マグリーはサンタがいると自分を騙しているのだと、親に怒鳴った。それを聞いた父は、息子にこっそり自分の九歳のクリスマスイブのことを話した。知らなかったサンタの家系の秘密。おもしろくて、ちょっと心温まるとあるクリスマスのお話。番外編まで見逃せない!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。