第27話

27
1,355
2019/01/15 14:18
.






末吉秀太said




あなたを直也くんの部屋まで運びました


ぐっすり寝ちゃって。


たまに寝言言ってるんだよね


その内容がほんと可愛くて


たまに俺の名前も呼ぶ


それが一番嬉しい


俺が夢に出てきてるんだって思うとね。



ずっとあなたを眺めてた


みんなはどうしたのか下に見に行ってみると


誰もいません


そしたら、和室から直也くんと日高の声


それぞれ寝てるのかと思って


直也くんの部屋に戻ると


一つ開けて隣の部屋から宇野の声


真司郎とにっしまと三人で寝るんだろーな


みんな俺があなたと寝るのは当たり前みたいな


そんな流れあるよね、うん。


まあ、全然ありがたいんだけどね




それから直也くんの部屋に戻ると


もぞもぞしてる布団


これ絶対あなた起きてるな




秀 「 あなた 」

『 、、、 』

秀 「 、、、 」


(( こちょこちょ


『 あははっ 』

『 ちょっと、それはせこいよ 』

秀 「 なんで寝たふり? 」

『 秀太がなんか言ってくれるかなあと思って 』

秀 「 残念だったな 」

『 ちぇ 』


少しふてくされたあなた


ほっぺを膨らまして拗ねてるんだろうけど


その姿も可愛くて仕方ない


こんな天使が俺のお嫁さん


嬉しすぎて発狂しそう((



秀 「 社長に言いに行かなきゃな 」

『 結婚すること? 』

秀 「 そう 」

『 いつ言いに行こーか? 』

秀 「 マネージャーに社長がいる日聞いてみるわ 」

『 ありがと 』

『 ファンの子達にも伝えなきゃね 』

秀 「 どんな反応するんだろ 」

『 少し怖いな、 』

秀 「 大丈夫大丈夫 」

秀 「 みんないい人達だし 」

『 そーだよね 』



こーやってあなたを励ましてる俺だけど


実際は俺もびびってる


aヲタはみんないい人だって信じてるけど


やっぱりアンチとか来ると怖いし。


まあそんなのにびびってたら


あなたとの幸せな家庭は築けない


アンチなんか気にするか。




そんな話をしてたらもう夜中の2時


あなたの酔いはすっかり覚めたみたい



秀 「 寝よ 」

『 はぁい 』

秀 「 、、、 」 (( ぎゅ

『 あら、秀太が珍し 』

秀 「 別にいーだろ 」

『 悪いなんて言ってないし〜 』

秀 「 はいはい 」





秀 「 プロポーズ、おっけいしてくれてありがと 」

『 お礼を言うのはこっちだよ 』

『 指輪とかサプライズとか沢山ありがとう 』

『 やっぱ一番は秀太からのプロポーズが

心に残ってるなあ 』

『 一生忘れない 』

秀 「 忘れたら許さねえよ " 」

『 あははっ 』

『 そうだよね " 』



あなたが本当に喜んでくれてるみたいだったから


とにかく安心した



それから二人で抱き合って寝た



あなた、寝相悪いから


たまに苦しくなって何回か起きたけどな








プリ小説オーディオドラマ