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あなたsaid
いろいろあった誕生日から一週間後
やっと社長に言いに行くことになりました
秀太とお互い意外と休みが合わなくて。
(( こんこん
社 「 どうぞ 」
秀 「 失礼します 」
『 失礼します、 』
社 「 おお、二人揃ってどうした? 」
すごく緊張する
秀太がこっちを見て、
大丈夫だよ
って目で言ってくれた
それだけで少し安心する
秀 「 末吉秀太と鶴崎あなたは 」
秀 「 結婚することになりました 」
社長、なんて言うかな、
どきどきする
社 「 おめでとう! 」
社 「 二人とも最近は活躍してるし 」
社 「 ファンの方にも応援してもらってる
みたいだからな 」
社 「 よかったじゃないか、鶴崎 」
『 あ、ありがとうございます! 』
社 「 末吉も大変だな、 」
秀 「 え? 」
社 「 天然で可愛い子が奥さんになるんだからな 」
秀 「 ほんとですよ " 」
秀 「 メンバーまで嫉妬するんですから " 」
『 ちょ、秀太何言ってんの " 』
社 「 あははっ 」
『 社長も笑わないでくださいよ〜 " 』
優しい社長で良かった
一安心です
社 「 こっちの方から各テレビ局にfaxでも
送っとくけどいいか? 」
秀 「 よろしくお願いします 」
社 「 二人ともSNSで自分たちからも言うといい 」
『 はい、そうします 』
秀 「 ありがとうございました 」
『 失礼しました 』
(( がちゃ
『 緊張したぁぁ 』
秀 「 おつかれ 」
『 よかったね 』
秀 「 おう 」
秀 「 今日折角休みだから遊び行こ 」
『 うん! 』
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作者です
こっちもだんだん完結まで近づいてきましたぁ!
まあ、番外編じゃんじゃん書く予定だけど。"
急にあなたちゃんの名字鶴崎でごめんね!
そんで宣伝!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。