第12話

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2018/12/26 16:40
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末吉秀太side





今日、長崎から妹が東京に遊びに来るらしい

会おうってメッセ来てたから行くことにした

そしたらそんな日に限って、



『 でーと しよっ 』



可愛い彼女からの でーと の誘い。

でも妹との先約があるからと断った



明日付き合って1年の記念日。

ずっと何あげるか迷ってたんだけど。

妹にアドバイスもらお、



あなたはどうしても暇なのか、

実彩子と西島と遊ぶらしい


でもあなたは俺が断ってから

明らかにテンションが低いし、暗い

俺のせいなんだと思ったらすごく胸が痛い

だから夜、沢山甘やかしてあげよ。



秀 「 じゃ、行ってくる 」

『 あ、うん、いってらっしゃい、 』



はあ、

あなたのことが心配だ。

でも今はとにかくプレゼント。


秀妹 「 お兄ちゃん、久しぶり〜 」

秀 「 おお、久しぶり 」

秀妹 「 ファン公認の彼女が居ていいなあ〜 」

秀 「 あ、明日記念日だから

プレゼント買いたいんだけど 」

秀妹 「 私がアドバイスしてあげる! 」

秀 「 ありがとう 」

秀妹 「 んじゃ、れっつごー! 」



いろいろと妹とお店まわって、

あなたが好きなピンクゴールドの

小さな蝶々のネックレスにした

気に入ってくれるといいけど、



秀妹 「 あ、そだ! 」

秀妹 「 久しぶりにプリ撮ろ! 」

秀 「 いーよ 」



プリを撮り終えて、プリ機から出ると

びっくりした顔のあなたと実彩子と

西島がいた


あなたはなにか言いたそうにしてた


そういえば妹が居ること言ってなかった気がする

浮気されたとでも思ってんだろうな

面白いからそのままにしとこ。

まあ、西島は知ってるし、言うかもだけどな





それから少ししてあなたが帰ってきた


すごく落ち込んだ顔してたから

西島は言ってないんだろーな



それからプレゼント渡すと、

あなたは喜んでくれた


妹のことも話すと、安心したのか

泣き出した。


俺は知らないうちにあなたを悩ませてたんだ

ほんと、いつもあなたには迷惑ばかりかけてる


嫉妬 して欲しいからって妹のこと黙ってた

俺は馬鹿だなって改めて思った。


こんな馬鹿な俺を思いっきり怒っていいのに。

それでも俺を怒らず、慎重に聞いてくるあなたには

あなたなりの優しさがあるんだな



そう思うととても 愛おしい と思った




触れたい




またこの感情。

あなたのことが好きで好きでたまらない。


あなたをめちゃくちゃにしたい。









秀 「 俺がどれくらいあなたのこと好きか

知りたい? 」








『 へ? 』









もうどうなってもいいや。











(( ちゅ








『 っん、 』



















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