第13話

⚙️
284
2026/06/05 08:00 更新




mrkm

 とも、だち 

 
あなた

 そう、友達。 





目の前の天使様は変な事を言う。

殺そうとしてきた相手向かって、血に塗れた分家のぼくに友達になろうて …




mrkm

 頭、いかれた … ?

 
あなた

 失礼だね、至って正常だけれど ?

あなた

 … 突然姉ができても困惑するでしょ
 でも、嫌われた儘なのは嫌だから  

あなた

 だからこれはただの話すための口実。 
 ね、お願い。



こてんと小首を傾げる目の前の天使様は、ほんまに可愛くて ___







 
ぼくは忍びの里の精鋭候補筆頭やって。

感情も気配も消して陰に潜むんが上手いって父様も言うてた。

それが分家の、ぼくの存在意義でそれができん愚か者から淘汰されて消されてく。

7年生きてきてようわかってるし、情に流されて動く奴なんて阿呆しかおらんと思ってる。












そんなぼくが !!




あなた

 駄目、かな 

 
mrkm

 だめ、や、ない …



あかん、顔熱い。
絶対これ顔赤くなってるやつやん !!!



mrkm

 ( なんこれ、めっちゃ恥ずい … )



あなた

 ! よかった …
 これからよろしくね、カゲツ 



そうまた花の名前を冠するに相応しい笑顔で笑う姿が眩しくて、


mrkm

 … こちらこそ、 あなた。 



つい、その手を伸ばしてみたくなってしまうんや。

プリ小説オーディオドラマ