第12話

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2026/06/04 08:02 更新






向かいの席に座って彼を見つめる。


あーあ、青ざめちゃって。
まぁ殺そうとして、失敗して。これからの処分を考えたらこんな顔色にもなるよね …




尚、被害者側に値する私は一周目もこんなことあったな ~ としか考えていないのだけど。



あなた

 まずは挨拶から、よね。 

あなた

 私は、花嵐 あなた。本家『花嵐』の
 血を引く唯一の子供よ

 
mrkm

 ッ …

 



流石に意地悪し過ぎたかな。
顔が青を通り越して白くなり始めてる。





あなた

 ふふ、ごめんなさい。
 流石に大人気が無かったわ 

あなた

 あなたを今回咎めるつもりはないわ。 
 だから、お名前を教えてくださる ?





嫌と言うほど知っているけど形式的に尋ねるものなので、一応。



真っ白な髪、細い身体。
まだ瞳は緑一色で、紫の翳りは見えない。
だって、あの紫は私が引き受けきれなかった呪いだもの。



緊張した面持ちで、小さく口を開く。


mrkm

 叢雲、カゲツ … です 


あなた

 そう、カゲツ。 

あなた

 私はあなたのお姉様になれるなんて 
 微塵も思ってないわ。 





あなたに嫌われ続けた上、目の前で無様に殺される姿を見せたもの。

今更愛してもらえるなんて思ってない。


けど、もう嫌うこともできないほど愛してしまったから。




あなた

 だから、せめてあなたのお友達として
 この家で生きることを許して ?

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