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第2話

#2
547
2018/10/15 10:58
〈あなたおはよう〉

「おはようサラ」

〈あなたいつジョングク先輩のところ行くの?〉

「あ!すっかり忘れてた」

〈だと思った、だから今から行こ!〉

「え、待っt…」

私が答えるよりも先にサラが私の手を取って3年生の教室に
もちろん私とジョングク先輩のハチマキを持って

廊下からジョングク先輩の教室をのぞくとジョングク先輩は
たくさんの人に囲まれていた。

〈やっぱりジョングク先輩人気だね〜〉

「やっぱり何かの間違えだったんだよ、もう行こ」

そういいサラの手を引いて教室に帰ろうとすると

『あなたちゃん!』

「へ?」

『やっぱりあなたちゃんだ』

〈じゃあ私はこの辺で…あとはあなた頑張って!〉

「え、ちょっとサラ!」

『あの子はあなたちゃんの友達?』

「はい!親友です!」

『そうなんだ、あの…その…』

なんかジョングク先輩がモゾモゾしている

「どうかしましたか?」

『その手のハチマキ…』

「あ!」

私は急にその事を思い出して顔が赤くなる

『それ、渡しにきてくれたの?』

「あの、本当にジョングク先輩の貰ってもいいんですか?…照」

『あーもうほんとに(ボソッ)』

『あなたと交換したいんだ、俺は』
『いい?』

「はい…」

私の名前の書いてあるハチマキをジョングク先輩に渡した
そうするとジョングク先輩はぎゅうっとそのハチマキを大事そうに握った

『絶対これ大切にするから』

「私もジョングク先輩の大切にしまふ!」

あ…噛んじゃった めっちゃ恥ずかし

『フフフフッ』

「もう、笑わないでください…😳」

『可愛いね、あなたちゃん』
『あ…』
『今の聞こえたよね?今の聞こえちゃったよね、あー恥ずかし』
1人でブツブツ何か言っているジョングク先輩

「フフッ」

『あ、笑った〜もう笑わないでよ』

「ジョングク先輩も焦ったりすることあるんだなと思いまして笑笑」

『だからもう笑わないでってば〜』
頭をくしゃくしゃされる

「(頭触られてる😳)」

『じゃあ、また、俺絶対大切にするから!』

そう言って教室に入ってた。
めっちゃ照れて顔赤いはずなのにジョングク先輩は教室に逃げるなんてずるい


絶対私ジョングク先輩のこと好きになっちゃった





あ、一応整理すると
「」•••あなたちゃん
『』・・・ジョングク先輩
〈〉・・・サラ(あなたちゃんの親友)




〘〙・・・ネタバレするとジョングク先輩のことが好きな悪役(これから出てきます)
































おまけ
ジョングクside


あーあんなこと言っちゃった、どうしよ
もう止められなくて頭まで撫でちゃったし
てか、照れるとかずる過ぎでしょ
でも、ハチマキくれるってことはちょっとは
期待してもいいよね?ね?



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