私はいつも通りカフェの横開きの扉を開いた。
みんながわ〜わ〜言ってるうちに
1人のなつかしい人が見えた。
そういってもらい、私達は席に座らせてもらった。
スニョアは、ダンス教室時代の同級生だった。
教室の中でも1番上のクラスだった私達は、
いつかダンスで有名になる。そんな夢をもっていた。
教室内では私が1番ダンスがうまくて、スニョアが2番目にうまかった。スニョアは情熱的で自分が納得するまで練習しつづける性格だった。
私はそんなスニョアに恋してた___。
あの日___ダンスを辞めようと決断した日、
私はあの事があったからなのか。
やめた最初の頃は本当に自分が嫌になってた、そう。
ここで私が発した"ユナ"という人は、
簡単に言うと スニョアの元彼女。
私はそれが原因で ダンスをやめた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。