彼ははっきりいって運動音痴。
しかもテキトーだし。
卓球部所属の彼。
でも、実はそんな彼が私の隣となってくれている彼氏。
あ…〇〇くんカッコイイ…
〇〇くん
「マネージャー!!
飲み物くださーい」
〇〇くん
「ありがとう!!」
やっぱりカッコイイ。
今日も また 部活 が終わった。
マネージャーはまだ少し仕事があるため、みんなが帰ったあとに部室へ。
ーガチャッー
え、誰か来た。
誰だろう
そう思って振り返ろうとしたとき
ードンッー
後ろ向きで壁ドンをされ、耳元でそんなこと言われたら…。
私は彼の言うことに従って、そのまま彼に壁ドンされている状態。
見つめ合うのってこんなに恥ずかしかったっけ。
え、真剣トーン!?
何で…何で怒ってるんだ??
…え、まさか…
心当たりはある。
申し訳ないなって思うんだけど、嫉妬してる慧が可愛い…
だから、少し遊ばせてくださいな(反省する気ZEROー笑)
もうすぐ私にデレてきそうです。
さっきまで壁ドンをしてきたのに、今はハグをしてくる彼。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。